知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

2022年版USPTO 米国特許の調べ方 その12

 【検索結果 その1】 【検索結果の見方】

 

 それでは、今回からは検索結果の見方を調べて

行きましょう。

 

 最初はQuick Search画面で見て行って、その後

Advanced Searchでの違いを見ましょうかね。

 

 それではいつものように、Quick Searchを開きま

しょう。

 

https://ppubs.uspto.gov/pubwebapp/

 

 

 検索結果が表示される窓は、FとGになりますので、

ひとつひとつ見ていきましょう。

 

 まず右側のGのDocument Viewerでは文献を

詳しく見ることができるわけですが、下の①と②は

次のようになります。

 

 

 

 

  • Quick SearchではGの窓にはDocument Viewer

しかないので、Document Viewerとしか出てきません。

 

② 三本線をクリックすると、このタブを閉じるのか

とかすべてのタブを閉じるのかとかいろいろ遊べます。

(元に戻すときは、Cのところの「Reset Layout」を

クリックしてください。その右の「New」という

ボタンは、新しい検索をおこなうときに前のものを

クリアするためのもので、このボタンを押すと検索

履歴もクリアされてしまうので、要注意!!)

 

 「Move all tabs to」をクリックしていくことにより

以下のように一つ一つの窓が非常に広いタブ構成に

することもできますよ。

 

 

 次にFのほうの、検索結果がずらずらずらーっと、

出て来るSearch Resulsタブと、その右のお助け

ヘルプ、履歴を示すSearch Historyタブがあり

ますが、残念ながらログアウトしてしまうと履歴は

消えてしまいます。

 

 

 尚、ログアウトで履歴は消えてしまいますが、履歴を

以下のようにプリントアウトやPDFにすることは可能です。

 

 

 

 

 ということで、それでは、早速、発明の名称に

「skyrmion」が入っている文献を検索してみましょう。

 

 タブを広くしたり狭くしたりする方法は、以前の

以下を見てください。

 

https://blog.hatena.ne.jp/oukajinsugawa/oukajinsugawa.hatenadiary.jp/edit?entry=4207112889938762712

 

「skyrmion.ti.」と入れて、「Search]をクリックすると、

下のようになりました。

(ディスプレイなどの大きさによって表示が変わります。)

 

 

 Search Resultsのところには検索結果一覧が

表示されますし、右側のDocuments Viewerには

一番最初の文献詳細が表示されています。

 

 ここで試しに、「Search History」をクリックすると、

以下のようになります。

 



 

 上の「L1」をクリックして、次の検索式に使えますし、

後で「skyrmion.ti.」をクリックすれば、検索結果を

呼び戻せます。(結果は53件ですね。)

 

 試しに、検索式インプット窓をクリアして、L1を

クリックし、さらに2018年の出願を調べてみると以下の

ようになります。

 

 

 履歴を見るとL2が追加されているのがわかります。

 

 

 尚、スマホでもUSPTOにアクセスできますし、

「Patent Public Search」というタブも表示されますが、

現時点ではまだスマホはサポートされていないので、

いくらクリックしても検索画面に飛ぶことはできません。

タブレットは、アンドロイドでも大丈夫でした。)

 

 次回に続く。