知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

2022年版USPTO 米国特許の調べ方 その13

【検索結果 その2】 【検索結果の見方】

 

 それでは、前回と同じように2018年出願の、

発明の名称に「skyrmion」が入っている文献を

調べてみましょう。

 

skyrmion.ti. AND 2018.fy.

 

 そうすると上のように「7件でーす」というのが

出てきます。

 

https://ppubs.uspto.gov/pubwebapp/

 

 

 これを以前に説明した広いタブ構成にしてみると

以下のようになりました。

 

 (広いタブ構成にする方法は以下を見てください。

 

https://blog.hatena.ne.jp/oukajinsugawa/oukajinsugawa.hatenadiary.jp/edit?entry=4207112889938762712

 

 

 

 おかしいですね。

 

 検索結果が7件となっているのに、4件しかありま

せんね??

 

 「なんでだろー、なんでだろー、それはなんでだろー」

などと言いながら調べてみると、

 

 「それはね、ファミリーで表示しているから。」

 

だそうですな。

 

 これは、左から2番目の列が「+」となっていて、

「+1」というのがあるんです。

 

 「+」の列で何もボタンが表示されていなければ

ファミリーがなく、+の次に数字が書かれていれば、

ファミリーがあるんですね。

 

 上は+1しかありませんが、+2とか+3とかも

ありますよ。

 

 ということで、+1のラジオボタンをすべてクリックすると

以下のようになります。

 

 

 「+1」が「-1」になっているので、今度は「-1」を

クリックすれば、元に戻せます。

 

 上のファミリーは、同じ出願の、公開公報と登録

公報であることがわかります。

 

 次回に続く。