知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

スマホ技術分析

スマホプログラム実行時消費電力削減技術

スマホのバッテリーすぐなくなりませんか? 対策としては、頻繁に充電する、予備 バッテリーを持つ、長持ちできる電池を 開発する、消費電力を抑えるなど、いろいろ あると思いますが、今回は、高知工科大学、 鵜川始陽先生の、消費電力削減技術、と いうも…

パテントマップ特許分析スマホ編 19  クアルコム(Qualcomm)

今回はクアルコムさんです。 日本での出願公開は2012年から急速に 増加していますので、2010年頃から日本 出願を重視し始めたのでしょうか? これを確認するために、USでの公開 情報を調べると、以下のように徐々に増加 していて、2012年公開から公開から増…

パテントマップ特許分析スマホ編 18  マイクロソフト

今回はマイクロソフトさんです。 Windows10に切り替えました? 私は、まだ切り替えていないの ですが、あと半年ですので、その うち切り替えねばと思っているの ですが、もうバグとか出つくした のでしょうか? それでは、分析の話で、まずは、 下のように出…

パテントマップ特許分析スマホ編 17 LG

今回は、LGさんです。 LGさん、ラッキーゴールドスター、 ラッキー金星、エルジー電子などなど いろんな呼び名がありますが、今回は、 エルジー電子だけでなく、グループで 分析してみましょう。 エルジーさんグループの出願公開を 検索すると、14,000件以上…

パテントマップ特許分析スマホ編 16 華為技術有限公司

今回はファーウェイさんですね。 出願公開状況を調べると、以下のように リーマンショックの影響はあまり受けて おらず、さらには、右肩上がりで、同じ 中国のレノボさんとは様相が異なるようで、 華為さん、要注意!というところでしょうか。 どんな分野に…

パテントマップ特許分析スマホ編 15 レノボ

今回はレノボさんの特許出願を調べて みましょう。 まずは、日本での公開件数を見てみると、 以下のように、2012年頃非常に落ち込み、 だんだん回復傾向にあるようです。 出願日を考えると、リーマンショックでの 落ち込みが激しかったのでは?と思います。 …

パテントマップ特許分析スマホ編 14  アップルの開発研究

アップルさんの日本への出願を分析 してみましょう。 (そのうち、米国での出願も分析しようと 思いますが、今回は日本のみです) そうすると、数の違いはあるものの、 前回のサムソンと同じような傾向で あることがわかります。 (比較のために、前回のサム…

パテントマップ特許分析スマホ編 13  サムソンの開発研究

それでは、今度は、スマホ関係だけ ではないですが、スマホに関係ある 企業は、どんな研究をおこなっている のか、調べていきましょう。 上のマップは日本での2000年からの 出願を表示させていますが、2004年頃 から研究開発を加速しており、日本 メーカーは…

パテントマップ特許分析スマホ編 12  スマホの主要部品

ということで、スマホの技術分野が よくわかりませんでしたので、今回は、 まずはスマホメーカーさんを特定して、 スマホメーカーさんの全体での技術を 見てきました。 まあ、スマホで重要なのは、ユーザー インターフフェイス、デジタルデータ処理、 通信技…

パテントマップ特許分析スマホ編 11  基本的電気素子

ということで、以下のG06計算、計数 関係、H04の電気通信技術を見て来ま したが、それでは、H01の基本的な電気 素子はどうなっているのかを見てみま しょう。 そうすると、以下のように、やはり半導体 が多く、コンデンサ、電池などもスマホに とっては重要…

パテントマップ特許分析スマホ編 10  無線通信技術

今回は、前回の続きで、電話通信等の 技術を見て行きましょう。 電話通信詳細を調べると上のように なるわけですが、まあ、スマホといっても 電話もできるわけですので、電話機 機能の研究も必要なわけでして。 というわけで、さらにH04M1の電話機の 詳細を…

パテントマップ特許分析スマホ編 9  移動無線通信システムのFターム分析

まずは、移送無線通信システムの Fタームテーマコード5K067で観点 分析をおこなってみます。 そうすると、システム構成や、制御、 電送などいろいろ研究されているのが わかりますが、まずは、目的、効果は どのようなものをねらっているのかを 調べてみまし…

パテントマップ特許分析スマホ編 8  デジタルデータ処理全般

先週火曜日の日経産業新聞によると、 主要な電子部品・材料の取引価格が 10~12月期も下落基調が続きそうだそうで、 中国や東南アジアでのスマホやPCなどの 販売減速が鮮明だそうですね。 アップルさんのiPhoneの新モデル6s シリーズは販売が堅調だそうです…

パテントマップ特許分析スマホ編 7  監督さんはお金の勘定?

次は、2番目に多かったG06F17の 「デジタル計算」とは何なのかを調べて みましょう。 そうすると、「計算」という文字が 入っていますが、以下のように、内容は、 言語解析、テキスト処理であることが わかります。 (説明文が長くなるので、FI記号は 省いて…

パテントマップ特許分析スマホ編 6  GUIの技術詳細

ということで、前回は以下のように、 G06F3「計算機で処理しうる形式に データを変換するための入力装置; 処理ユニットから出力ユニットへ データを転送するための出力装置, 例.インタフェース装置」の内容を以下 のように調べてみました。 今回は、さら…

パテントマップ特許分析スマホ編 5  企業別開発分野概要とスマホ入出力処理

それでは、今回から詳細を見て行くことに 致しましょう。 先ずは、企業別の技術分野の概要を 見てみましょう。 前回と同じFIサブグループ全体の 分析マップを上に、これを企業ごとに 見たマップをその下に載っけてみましょう。 そうすると、サムソン電機は電…

パテントマップ特許分析スマホ編 4  FI分析概要

今回は前回のFI調査概要をさらに 掘り進めていくことにして、FIクラス別に すると以下のようになっています。 スマホでは、音楽も聞くことができますので、 音響関係も入っています。 G6の計算、計数というのが入っていますが、 内容がよくわかりませんので…

パテントマップ特許分析スマホ編 3  ロボホンですか?

今回のスマホ分析では取り上げていない シャープさんで、スマホと、高橋智隆さんの 小型ロボットを融合させた「ロボホン」と いうのを2016年前半に発売するというので 話題になっていますね。 モバイル型ロボット電話“RoBoHoN(ロボホン)”を開発|ニュースリ…

パテントマップ特許分析スマホ編 2  スマホを作っている企業って、どんな企業なの?

ということで、前回の続きで企業を 調べてみましょう。 ・ サムソン(三星) 言わずと知れた、韓国最大の財閥 グループ。 グループは電子、電機、 機械、化学、金融、建設など多岐に 渡りますが、スマホを出しているのは、 総合電気機器メーカーのサムソン …

パテントマップ特許分析スマホ編 1  広い技術分野の製品の特許調査はどうすればいいの?

それでは、今回からは、スマホの技術が どうなっているのかを特許情報から分析 していきましょう。 今更ながらですが、スマホが大流行 ですね。 電車に乗ると、7割から8割の方が スマホをいじっているのではないで しょうか。 さらには、電車のホームでも、…