知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ロボット編 20 人間おそるべし!

 この前の続きです。

 

・ 特開2015-196237 ナブテスコ株式会社 

ヒューマノイドロボットの関節機構」

 

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 「ナブテスコってナンデスコ」さん、こんな

関節機構も研究開発してるんですね。

 

・ 特開2015-174175 トヨタ自動車

「人型ロボットの関節構造」

【課題】よりコンパクトな人型ロボットの

関節構造を提供すること。

 

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 ロボットの肩関節部分で、なるべく

軽くする必要がありますもんね。

 

・ 特開2015-175664 三菱重工業株式会社

「地形判断装置、及び脚式移動ロボット」

 

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・ 特開2015-164748 本田技研工業株式会社

「ロボットの保持システム」

 

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【課題】脚式移動ロボットを離床

または着床させる際において、

作業員の補助がなくとも当該

ロボットの確実な姿勢安定化を

図りうる脚式移動ロボットの保持

システムを提供する。

 

 我々、無意識に片足ずつ上げて

歩いていますが、ロボットが片足ずつ

歩くのは至難の技なんですってね。

 

・ 特開2014-180748 本田技研工業株式会社

ヒューマノイド転倒ダメージ軽減」

 

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【課題】人型ロボットの転倒の際の

ダメージを軽減する技術を提供する

こと。

 

【解決手段】ロボット制御装置は、

衝突時のロボットへのダメージを

低減するために転倒中のロボットを

制御する。ロボット制御装置に

よって、ロボットは、その質量

中心が地面から高い位置で

ロボットの動きが阻止されるように、

三つの接触点(例えば、両手と

片足)を有する三脚状姿勢を取る。

こうすることで、転倒中に位置

エネルギーが運動エネルギーへ

変換されることによる大きな

衝突を防止することができる。

三つの接点の最適位置は、

機械学習アルゴリズムを通して

学習される。

 

 我々、転ぶときにも無意識に

転んでいるようで、実際は、手を

ついたり、結構考えているんですね。

 

 人間恐るべし、てゆーか、生物

恐るべし!!!