知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ロボットスーツ編 11 肩やひじ関係

 今回は、肩やひじ関係から見て

いきましょう。

 

・ 身体動作補助装置

特開2015−6266

国立大学法人三重大学

株式会社ルミナスジャパン

 

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 この発明は、小型軽量化を図って

かつ、身体動作を補助可能とする

ものだそうで、肘関節の屈伸動作に

合わせて姿勢変位可能なサポート

部材を備え、動きを検知して

制御手段に検知信号を送出したり

するそうです。

 

・ ロボティックスーツ

特開2012−66375

国立大学法人信州大学

 

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 屈曲可動部位に対応して関節部

を配置し、人体に装着されるリンクと、

リンクを回動するアクチュエータと、

人体とスーツとの相互作用力を検出

するセンサとかを配備して、人と

スーツとの同調の度合いを調整

する調整機能や、解析部、アクチュ

エータをフィードバック制御する

制御部などを工夫しているそうです。

 

 次は、手首関係です。

 

・ 筋力補助装置

WO2009/119018

パナソニック株式会社

 

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 この発明では、気体、液体、固体、

これらの混合物の供給又は排出に

よって伸縮するアクチュエータを用い、

使用者の肘、膝、手首などの関節の

動作を支援する筋力補助装置だ

そうです。

 

・ 動作支援装置および動作支援方法

WO2007/043308

パナソニック株式会社

 

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 こちらもパナさんで、使用者の関節を

またいで装着される装着部や、アクチュ

エータ、筋肉の動きを検知するセンサに

より、手首などをアシストするそうです。

 

 次は、手や指の関節関係は2件しか

ありませんがこれを見てみましょう。

 

・ 動作補助装置、及び該動作補助装置を

管理する情報管理装置

特開2010−263934

国立大学法人筑波大学

 

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 サイバーダインの山海先生の

出願ですが、関節の角度検出装置や、

筋活動に伴う生体信号検出装置

などから、制御をおこなう発明です。

 

・ 動力で作動する矯正デバイス

特表2010-504167

マイオモ インコーポレイテッド(USA)

 

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 脳卒中、脳損傷、その他の神経筋

外傷を患って、体の特定の部分の

極度の衰えの後遺症が残ったり

した場合の、リハビリ、機能的な

支援のための。動力で作動する

矯正デバイスだそうです。