知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ロボット編 12 玩具ロボット調べてみましょ。。。。

 

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 それでは、今回は玩具というものを見て

みましょう。

 

 玩具のほうは、400件近くありますので、

さらに細かく分類してみましょう。

 

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 内容を見ると、何か、ヒューマノイドとは

全然違うものとなっていますが、まあ、乗り

掛かった舟ですので、玩具も見てみましょう

かね。

 

 まずは、飛行機玩具に分類されている

ものです。

 

・ 特開2008-049421 ATR

「ロボットアームおよびそれを備えるロボット」

 

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【課題】必要に応じてボディバルーンを

収縮、膨張させ、ロボットの運搬作業を

容易に行う。

 

【解決手段】ロボット10は、ロボットアーム

12を含み、パソコン18等から送信される

遠隔操作情報に基づいて、自身の動作を

制御する。ロボットアーム12は、アーム

バルーン14および関節部材16を含み、

たとえば関節部材16aを介してボディ

バルーン58に接続される。アームバルーン

14およびボディバルーン58は、柔軟な

気密シートによって形成され、かつ気体の

出し入れを行う空気栓20を備える。この

空気栓20から空気を出し入れすることに

よって、アームバルーン14等は、膨張

および収縮が可能である。ロボット10を

運搬するときには、アームバルーン14

およびボディバルーン58内の気体は

抜かれる。すなわち、ロボット10は、

バルーンによって形成される部位を

収縮させて折り畳む等した状態で運搬

される。

 

・ 特開2003-126562 出願人は個人の方。

「風船ロボット」

 

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課題】 複雑な制御回路が不要な軽い

アクチュエータを用いた風船ロボットを

提供すること。

 

【解決手段】 両足部分に液体が供給

されている直立状態から右足を曲げて

上げるために、右足部分から逆流

ポンプ装置13により液体を抜くと

共に右足の膝部分1Bの後のアクチュ

エータ2に給気して該アクチュエータ2を

収縮する。次に、両腕を曲げて右足が

着地することとなるが、これは両腕の

肘部分1Aの前のアクチュエータ2に

給気して、該アクチュエータ2を収縮

すると共に右足部分に正流ポンプ

装置10が液体を供給し、その重みに

より右足が着地し易くなる。次に、

右足の膝部分1Bの後のアクチュ

エータ2から排気して、このアクチュ

エータ2内の空気を開放して右足を

伸ばしながら、左足の膝部分1Bの

後のアクチュエータ2に給気して、

このアクチュエータ2を収縮し、右足が

着地すると共に左足を上げながら曲げ、

左足の歩行の準備に入る。

 

 次は乗り物、機関玩具です。

 

・ 特開2008-100287 双葉電子工業株式会社

「ロボットシステム」

 

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【課題】操作が簡単で、多様な操作を行う

ことが可能な2足歩行ロボットシステムを

提供する。

 

【解決手段】操作されたスイッチ操作部に

割当てられた歩行動作を行わせると同時に、

操作されたアナログ操作部の操作量に

応じて、右足首ロール軸制御用モータ

206−1、左足首ロール軸制御用モータ

206−2、右股関節ロール軸制御用

モータ206−9及び左股関節ロール軸

制御用モータ206−10を駆動することに

より、ロボット301の重心位置を移動

させて、歩行の進行方向を変える。

 

 鉄人28号のようにコントロール

ボックスが必要なようです。

 

・ 特開2006-051586 スピーシーズ株式会

「ロボットコントロールシステム」

 

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 そのものずばりのジョイスティック型

ですね。