知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ロボット編 13 いろんなロボット見てみましょ。。。

 今回は、まずは、その他のロボット玩具

です。

 

・ 特開2004-230479 ATR

「コミュニケーションロボットおよびそれを用いた

コミュニケーションシステム」

 

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 この前もATR(株式会社国際電気通信

基礎技術研究所)さんは、コミュニケーション

ロボットがありましたが、人間とのコミュニ

ケーション関係の研究に力をいれているのが

わかります。

 

・ 特開2004-230480 ソニー

「ロボット装置およびロボット制御方法、

記録媒体、並びにプログラム」

 

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 10年以上前の出願で、当時は人間型

ロボットの研究開発をおこなっていたよう

ですが、今は完全にやめてしまったんで

しょうか?

 

・ 特開2002-370185 ソニー

「ロボット装置、玩具装置、並びに、ロボット

装置の行動制御システム及び行動制御

方法、並びに、制御プログラム及び記録

媒体」

 

 こちらも上のロボットと同じ形状ですが、

以下の課題だそうです。

 

【課題】 摂食過程を可視化し、概念的及び

直感的に広く一般に理解しやすい摂食動作を

表出する。

 

【解決手段】 人間型ロボット装置200に

おける主制御部312は、摂食動作の進行

とともに内部状態を変化させ、例えば

、「喜び」、「嬉しい」等の内部状態を行動に

反映し、表示部310の発光部を徐々に

点灯させる。一方、玩具装置100では、

人間型ロボット装置200から逐次受信

する同期信号に応じて発光制御部112に

よってLED110の光を減光する。

 

 ということなのですが、古いものを見て

いても最近の傾向がわかりませんので、

これからは比較的新しいものを見て行きま

しょう。

 

 次は玩具のための駆動装置です。

 

・ 特開2010-014270 三星電子株式会社

「駆動装置及びこれを有するロボット」

 

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【課題】駆動ユニットの回転力を従動

ユニットに伝達するケーブルに充分な

張力を発生させることで、駆動ユニッ

ト及び従動ユニットとケーブルとの間に

発生するスリップを防止し、回転力を

損失なしに伝達する駆動装置及び

これを有するロボットを提供する。

 

【解決手段】駆動ユニット30と、前記

駆動ユニット30と接触しないように離隔

空間を挟んで設けられ、前記駆動ユニット

30から発生した回転力を受けて回転する

従動ユニット40と、前記駆動ユニット30と

前記従動ユニット40とを連結し、前記回転

力を前記従動ユニット40に伝達するケーブル

50と、前記離隔空間に設けられ、前記

ケーブル50に張力が発生するように前記

ケーブル50が互いに接近する方向に前記

ケーブル50を加圧する加圧ユニット60とを

含んで駆動装置を構成する。