トヨタさんのウェルウォークWW-1000、リハビリ支援ロボ技術
トヨタさんが、下肢まひのリハビリロボ
システムのレンタルを今秋に始めるそう
ですね。
http://www.paramount.co.jp/files/cms/news/201704/official20170412_01.pdf
2014年秋から全国23医療機関で臨床を
進めてきて、2016年の11月に医療機器の
承認を取得したそうです。
(と、新聞に書いてありました。)
初期費用が100万円で、消費税抜き月額
35万円だそうで。
麻痺した脚にロボット脚を装着し、本体の
可動式床の上を歩くんだそうで、センサーで
歩行中のひざの角度を検知して、アシスト量
などを操作パネルで調整するんだそうです。
特許出願を見ると、ロボット脚などの出願も
ありますが、システム自体の最近の出願を
見てみると、以下のようになっています。
・ 特開2015-107247「歩行リハビリシステム」
【課題】
ユーザの下肢に装着される装具をより軽量
化した歩行リハビリシステムを提供すること。
【解決手段】
本発明にかかる歩行リハビリシステム1は
かかる反力を測定する床反力センサ11と、
ユーザの下肢に装着される脚ロボット14と、
前記脚ロボット14が装着された下肢の
距離を撮影する距離画像カメラ13と、前記
床反力センサ11の測定値及び前記距離
画像カメラ13の撮影画像とに基づいて
ユーザの左右の下肢の足裏荷重を推定
する荷重推定手段12と、を有する。
・ 特開2015-226701「歩行訓練装置」
・ 特開2016-146887「歩行訓練システム」
【課題】従来の歩行訓練システムでは、シス
テムの消費電力が過剰になりシステムが
停止してしまうことが問題であった。
【解決手段】本発明の歩行訓練システムは、
それぞれがモータにより歩行者訓練者に
加わる負荷を軽減又は増加させる複数の
負荷ユニット17~20と、歩行訓練者に
対するリハビリプログラムを開始する前に
歩行訓練者の属性の入力を受け付ける
ユーザーインタフェース16と、複数の負荷
ユニット17~20の出力を制御する制御
ユニット10と、を有し、制御ユニット10は、
歩行訓練者の属性と、負荷ユニット毎の
出力制限値と、を関連付けて記述した
テーブルと、入力された歩行訓練者の
属性に基づき複数の負荷ユニット17~20
に出力制限を設定するシステム制御部と、
を有する。
ということで、私も歩けなくなったら、お世話に
なることと致しましょう。(歩けなくなってから
では遅いのかも知れませんが。)