点滴でしか投薬できないものを貼り薬で投薬
可能とする技術を開発しているとの記事が
出ていました。
日東電工さんというと、私はすぐ、「テープ」と
いうのが思い浮かびますが、HPを見るとその他
にもいろいろ事業をおこなっているようです。
HPから医療分野を見てみると、「経皮吸収型
テープ製剤」というのがありました。
でしたが、よく考えてみると、肩こり湿布薬や
虫さされの塗り薬など、皆そうですね。
日東電工さんの生い立ちを見ても強みは
テープですので、この関連としてシート型薬剤の
研究にも移行しているのでしょう。
検索すると、公開日が先月の1月20日特開
2014-009169というので、そのものずばりの
「経皮吸収製剤」というのが公開されていました。
ものですが、記事の方では、専用機器により皮膚に
熱を与えることで皮膚表面に微細な穴をあけ、皮膚の
表面の薬を、その穴から入れる「マイクロポレーション」
技術を開発しているとのことでした。
日東電工特許情報検索では、まだこの特許出願は
引っかかって来ませんでしたが、「マイクロポレーション」
で検索すると、他社で8件ヒットして来ました。
医薬品関係の分野では、貼り薬での研究もかなり
進んでいるようです。
カプセル内視鏡も患者に負担がかからない
ような技術開発ですが、子供はいざ知らず、大人に
なっても針を刺されるのはいやですので、是非とも
注射がなくなるように研究開発を加速させて欲しい
ものです。