知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析スキンケア編 3 FIメイングループ分析

 それでは、

A61Q15/00 の制汗剤または身体の防臭剤、

A61Q17/00 の防護剤;外部の影響、

A61Q19/00スキンケア、

A61P17/00皮膚疾患治療薬、

の4つで論理和を取った検索結果は

以下のようになりました。

 

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 上のマップは、上位10位と、検索をかけた

A61Q17(27位)、A61Q15(49位)を表示

させています。

 

 検索をかけたA61P17とA61Q19が上位

なのは当然として、そのほかに、やはり、材料

関係のA61K,、使用目的のA61Pとなっており、

皮膚の防御、制汗、防臭剤などの研究は少ないん

ですね。

 

 以下は、出願年での変化を調べていますが、

皮膚疾患治療薬の研究開発の活発化が見ら

れます。

 

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 ということですので、皮膚疾患治療薬が急激に

立ち上がった2000年から、今度は見てみることに

致しましょう。

 

 そうすると、出願人は以下のようになるんです。

 

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 皮膚関係は、医薬品メーカーではなくて、

化粧品メーカーさんが盛んに研究しているん

ですね。

 

 ということで、次回は、皮膚治療薬のA61P7

でもそうなのか?というところから見て行く

ことに致しましょう。