知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許分析スマホ編 4  FI分析概要

 今回は前回のFI調査概要をさらに

掘り進めていくことにして、FIクラス別に

すると以下のようになっています。

 

f:id:oukajinsugawa:20150822170908j:plain

 

 スマホでは、音楽も聞くことができますので、

音響関係も入っています。

 

 G6の計算、計数というのが入っていますが、

内容がよくわかりませんので、さらに調べて

みましょう。

 

f:id:oukajinsugawa:20150822170941j:plain

 

 そうすると、G06関係は大枠、デジタル

データ処理関係なのがわかります。

 

 さらには、スマホに必要な、無線通信、

電話機能、スマホの外枠や内部の構造、

電子機器に必要な半導体コンデンサ

YouTube視聴に必要な?画像通信や

多重通信、デジタル伝送、制御など

いろんな技術の集大成なのがわかります。

 

 これをさらに、FIメイングループに落と

し込むと以下のようになります。

 

f:id:oukajinsugawa:20150822171020j:plain

 

 直行多重化、すなわち無線伝送のための、

デジタル変調OFDMなども顔を出して

います。

 

 さらにほかの、データ変換とかありますが

よくわからないのでさらに落とし込むと

最終的に以下のようになりました。

 

f:id:oukajinsugawa:20150822171059j:plain

 

 データ変換の主なものは、GUIすなわち

グラフィカルユーザーインターフェイスで、

そのほかに、ソフトウエア関係の無線

リソースの割り当てとかの内部デジタル

処理関係が多いようです。

 

 最後に、Fタームでのテーマで、どの

ような内容が多いのか見てみましょう。

 

f:id:oukajinsugawa:20150822171138j:plain

 

 電車などでブツブツ画像が途切れては

「なんだよー」ということになりますので、

移動体での無線通信は重要ですね。

 

 ユーザーとのインターフェースも、なる

べく簡単にできるように頑張っているの

でしょう。

 

 コンデンサなどはスマホで沢山使われて

おり、村田製作所さんなど儲かっているん

でしょう。

 

 ということで、大分概要はつかめましたので、

次からは、詳細を見て行くことに致しましょう。