パワーグローブと睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療器具
この前、イノベーションジャパン2015と
いう催し物をやっていたため、東京ビッグ
サイトに見に行ってきました。
内容は、大学での研究成果の見本市?
のようなものですが、この中から、おもしろ
そうなものをちょっと拾って書いてみましょう。
今回は、その中の、医療やシニア支援
分野編です。
まずは、中央大学の諸麥俊司先生が、
「柔軟・軽量なロボットスーツ - パワー
グローブと無呼吸症治療器具」という
のを出していました。
諸麥先生は、柔軟な素材で構成され、
快適に長時間装着して使用することの
できるロボットスーツの開発に取り組んで
いるそうで、出展されていたのは、この
うちの、電動式パワーグローブと空気圧
治療器具の二つでした。
パワーグローブのほうは、手指麻痺者の
指運動を実現する軽量・コンパクトな電動式
手袋だそうで、SAS治療器具のほうは
睡眠時に異常呼吸を検知すると自動的に
頭部姿勢を変更して気道開通を図る
着衣型器具なんだそうです。
どんなものに使うのかというと、パワー
グローブは、手指運動麻痺者の生活
支援や就労支援、上肢運動麻痺者の
機能回復訓練で、SAS治療器具の
ほうは読んで字のごとくですね。
それでは、諸麥先生は、どんな特許
出願をしているのか調べてみると、以下の
ようなものでした。
「取鍋内壁のノロのハツリ装置」という
よくわからない発明がありますが、ハンド
リフター装置でした。
階段昇降装置というのは、人や荷物を
容易に昇降させることができる階段昇降
装置だそうで、以下のようなものでした。
展示会で発表していた、パワーグローブは、
能動把持装置と静電容量センサというもので、
以下となります。
SAS治療器具のほうは、気道確保装置
で、以下となっています。