知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編2 アールエフ?

 

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 それでは、カプセル内視鏡についての日本の

動きを見てみましょう。 こちらは、日本のほうが

詳細に分析できますので、まず全体状況を見て

みましょう。

 

 こちらのほうは2004年を境として減少傾向です。 

2006年は大きく落ち込んでおり、日本では何か

あったのでしょうか。

 

 それでは、もう一度、日本でのプレイヤーを

見てみます。

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 実は、特許出願には出て来ませんが、もうひとつ

「アールエフ」という日本のメーカーがあります。 

 

http://www.rfsystemlab.com/sayaka/

 

 この企業は、特許出願をせず技術をオープンに

している企業です。(ホームページを見ると、私の

故郷の須賀川市にも事業所がありました。

須賀川市頑張れ!!)

 

 カプセル内視鏡は、残念ながらまだ開発中ですが、

是非頑張って欲しいものです。

 

 ということで、市場に出回っているカプセル内視鏡

非常に少なく、研究開発がうまくいき、許認可が下り

れば、爆発的に売れるのではないかと思っています。

 

 それでは、次に日本では各メーカーがいつ頃から

出願し始めて力を入れ始めたのはいつ頃から

なのか見てみましょう。

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  上のマップのように、オリンパスは、1978

から日本で特許出願を始めましたが、本格的に

出願し始めたのは2002年頃からといえるで

しょう。 また、ギブンイメージングは1999年頃

から日本にも出願をし始めています。

 

 オリンパスも、途中手をこまねいていたわけでは

なく、研究開発はおこなっていたようです。