知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

子供のスマホを見守るMomoさんのOTOMOS

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 子供が、ずーっとスマホを手放さないで、

困っている、という親御さんいらっしゃいま

せんか?

 

 「バッカヤロー、オレはまだ独身だ!」

という方には、ごめんなさい。

 

 この子供のスマホ中毒に歯止めをかける

システムが開発されたんです。

(「オレは大人だがスマホ中毒だぞっ、エッ

ヘン」という方には、効果があるかどうか、

わかりません、です、はい。)

 

 スマホにケースを付けると、ケースからの

信号で、スマホが操作できなくなるという

製品で、株式会社Momoというベンチャー

さんが手がけています。

 

momo-ltd.com

 

 専用ケースをスマホに取り付け、親御さんが

設定した時間を超えるとアプリが使えなくなる

というもので、ケースを外すには、専用工具が

必要なため、子供が勝手にケースを取り外す

ことができず、万一取り外されると、親に

通知が行くというものです。

 

 新聞によると、現在はiPhone用のみだそう

ですが、アンドロイド用も、準備している

そうです。

 

 サービスは、8月末からだそうですよ。

 

 上のURLを見ると、時間制限のほかにも

いろいろ機能があるようです。

 

 ということで、どんな発明かというと、

特開2016-119639「保護ケース」

 

【課題】

 携帯情報端末内のアプリケーションソフト

ウェアに依存することなく、ユーザによる携帯

情報端末の使用を制限できる技術を提供する。

 

【解決手段】

 携帯情報端末9の保護ケース1を利用して、

ユーザによる携帯情報端末9の使用時間を

制限する。保護ケース1は、携帯情報端末9が

有するタッチパネルディスプレイ等のユーザ

インターフェースを、ユーザから遮断する遮断

機構を有する。遮断機構は、例えば、モータ3

0によりスライド移動する可動式のカバー20に

より実現する。スマートフォン9の使用時間が、

予め設定された許容時間に到達すると、保護

ケース1内の制御部が、モータ30を動作させて、

カバー20を閉鎖する。これにより、ユーザが

許容時間を超えてスマートフォンを使用する

ことを防止できる。

 

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 ということで、子供は、スマホではなくて、

やりたい放題の、任天堂スイッチをやることに

致しましょう。

(ちょっと、違うような???)