知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許分析自動車自動運転編 18  衝突防止検出手段

 まずは、前回調べた自動制御をさらに

細かく調べましょう。

(Fタームのテーマコードは5H181です)

 

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 自動制御関連で出願が多いトップ

ファイブは、上のようになっていますが、

やっぱり衝突防止をどうするか、検出

手段は何にするのかというのが多いん

ですね。

 

 それでは、さらに詳しく見てみると、以下

のように、制御検出対象は、今回の検索

IPC分類では、圧倒的に道路上の車両を

検出するというのが多いようです。

 

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 別に人にぶつけてもいいというわけではなく、

この分類検索の場合には人的検出対象が

少なかったというだけです。

 

 次は検出手段です。

 

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 やっぱり、レーダを使ったり電波を使ったり

するものが多いようですが、撮像手段と

いったものもまだ捨てがたいようですね。

 

 ドップラー効果など、昔の物理で習った?

ようなものもあります。

 

 どんな場合の衝突防止に備えるかと

いうと下のようになりますが、センターと

情報交換をおこなったりするシステムも

あるようです。

 

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 今回の検索は、検索後、自動運転で

スクリーニング(取捨選択)をおこなって

いないので、居眠り運転対策なども

そのまま入っています。

(自動運転と言っても、まだまだ居眠り

していては危ないでしょうが)