前回のIPCを見てみると、B60R21/01と
G08G1/16を除き、ほかの分類は、何かに
ぶつかったりした後の対応のようです。
・B60R21/01 ・差し迫った場合における安全装置
・B60R21/00 交通危機の場合乗員又は歩行者を保護
・B60R21/16 ・・エアバッグ等
・B60R21/0136 ・・・障害物との実際の接触に応答
・B60R22/46 ・・緊急時にベルトを引き締める手段
・G08G1/16 ・交通制御システムでの衝突防止
・B60R21/015 ・・乗客,シートの存在、位置を検知
・B60R21/0134 ・・・障害物との差し迫った接触に応答
・B60R22/48 ・ベルト等の正しい適用のための制御装置
・B60R21/34 ・歩行者等の保護
ということなので、今回は、差し迫った場合に
おける安全装置B60R21/01にはどんなものが
あるのかを見てみることにして、G08G1/16
のほうは、G08G1/16全体のもので分析して
いきましょう。
まずは、時系列で見てみると、以下のように、
減少傾向のようです。
なぜ?というところですが、よくわかりません。
メーカーさんでは、やっぱりトヨタさんが
一番で、マツダさんなども研究をおこなって
いたようです。
それでは、Fタームのテーマコードから
詳細を調べることとして調べてみると、
以下のような内訳となっていました。
上のマップは、長くなるので、テーマ
コードを省いた説明のみにしてありますが、
衝突時の安全策のエアバッグ、シート
ベルト、座席、衝突時のボンネット構造
などもありますが、その前の差し迫った
場合の対応ではないと思いますので、
次の、Fタームの観点で調べてみる場合
には、これらを除いて調べてみましょう。
ということで次回に続く