知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

2022年版USPTO 米国特許の調べ方 その1

【イントロダクション】

 

 何か知らないうちに、アメリカの特許検索ウエブページが

変わっちゃっていますね。

 

 「なんで俺に断りもなしに、勝手に変えるんだよー!!」と

怒ってみても、「んーん、いけず。」などと独り言を言って

みても、誰も私のことなど知らないわけでして。

 

 知らないうちに変わっていたわけではなくて、今年の2月の

1日に、ひそかに??お触れが出ていたんですね。

 

www.uspto.gov

 

 ということなので、「しょうがねーなー、どんなふうに検索

すんのか、調べてみっか。」ということで、押っ取り刀で調べて

みることに致しましょう。

 

 まずは、「なんで変えちゃったの?」と聞いてみると、

 

 「審査官用検索ツールのPubEASTも、公開ウェブベースの

審査官検索ツールのPubWESTも、我々になじみのある

特許検索DBのPatFTも、公開検索のAppFTも古くなっ

ちゃったんですがな。」

 

 「んでもって、これらのデータベースを一緒くたにまとめて、

最新式にしたんでがんす。」ということなんですね。

 

 最新式にしたことによって、たとえば、PatFTやAppFTで

使えた構造検索などがなくなって、登録公報や公開公報

を調べる場合には、検索式を入れないといけなくなって

しまったんです。

 

 パープリンの王花陣にとっては、「検索式ってどう入れるん

だ?」などとわけのわからないことになってしまったんです。

 

 弱りましたね。

 

 また特許検索には、「Patent Public Search」というところを

使い、包袋情報などを見るときには、「Patent Center」という

ところで情報検索をすることになりました。

 

 ということで、次回からは、具体的に使い方を調べていき

まっしょい!!

 

 それではまた。