知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

アトリエケーさんのワーキングパワースーツ

 アトリエケーさんで、下のように、

8月中旬に、腰負担軽減ベストの「ワー

キングパワースーツ」を発売するという

記事が出ていましたが、発売開始した

ようですね。

 

www.nikkan.co.jp

 

 

アトリエケー / ワーキングパワースーツ[上部のみ単品]

 

 ベストの腰部分に入った6本の薄型

ばねの反発力で、腰への負担を減らす

そうで。

 

 新聞によると、ベストは、ナイロンと、

ポリウレタンのストレッチメッシュに

なっており、胸の部分を布からひもに

して開けたことで、身長に合わせて調整

でき、胸部を開けた夏仕様だそうです。

 

 アトリエケーさんの本名?は、有限

会社アトリエケー、本社は姫路市、設立

平成8年、年商1億円だそうで、新聞に

よると、膝サポーターも同時発売すると

書かれていました。

 

http://agri-suit.com/

 

 商標を調べると、登録5865055「アグリ

パワースーツ」、登録5884683「アグリ

パワー」というのがありますよ。

 

 どんな発明か調べると、特開2017-64335

「作業補助スーツ」となっており、以下だ

そうです。

 

【課題】

  腰部やウエスト部のサポートに加え、

体側でのサポートを行い、身体の曲げや

ひねりや回旋などの動きで生じる負荷を

低減できる作業補助スーツを提供する。

 

 【解決手段】

  作業者の脇の下からウエストまでの胴

回りをカバーする作業用着衣本体部分

110と、脇の下付近からウエスト付近まで

至る体側に沿わせて配した体側支援用

弾性体120、腰部支援用弾性体130を

備えている。これら弾性体があれば、

身体の曲げやひねりや回旋などの動きを

した際に背筋や足腰で生じる負荷を低減

でき、復帰動作も支援することができる。

また、作業用着衣肩甲骨部分140を設け、

上部連結具142と下部連結具150の間に

背筋支援用弾性紐体160を設ける構成も

可能である。屈んだ姿勢を取ると背筋

支援用弾性紐体160が伸びて弾性力が

生じ、屈み姿勢において背筋や足腰で

生じる負荷を低減でき、復帰動作も支援

することができる。

 

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 ワーキングパワースーツは、これを

改良したのでしょう。

 

 夏の肉体作業は大変なものですので、

さらに軽快なものを期待致しましょう。