知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

西川産業さんのマットレスAiRエアー

 知りませんでしたが、西川産業さんの、

エアーというマットレスが売れているそうで、

2016年の年間売上げは100億円にも

なりそうだそうで、いろんなマットレスが

あるものです。

(「知らねーのは、おめーだけだ。」という

声は、スルー致しましょう。)

 

マットレスは東京西川の[エアー]|AiR®【公式】

 

 製品はブリヂストンが供給しているそうで、

調べると、西川産業さんとの共願で、ブリヂストン

化成品株式会社から以下が出ています。

 

・ 特開2002-159375「寝具」

【課題】

 より体圧分散性能が良く寝心地の良い寝具を

提供する。

【解決手段】

 全体をウレタン(弾性部材)で形成されている

マットレス(寝具)1であって、略矩形状の下層

部2と、下層部2上に形成され、略格子状の

溝部5を有する中層部3と、中層部3上に形成

され、複数の突起部6を有する上層部4とから

なる三層構造とする。溝部5は断面が円形の

溝とし、この溝部5によって区切られた中層部

3(柱状物3a)は側面がくびれた形状となるよう

にする。

 

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・ 特許4912535「クッション体」(特開2002-306285)

【課題】

 通気性とクッション性とを共に向上し、折り

畳みも可能としたクッション材を得る。

 

【解決手段】

 板状体を間隙をおいて簀の子状に並列し

てなる表面側弾性発泡体と、板状体を前記

同様に並列してなる裏面側弾性発泡体とを

交差した状態で一体に構成した。また、表面

側弾性発泡体と裏面側弾性発泡体との

いずれか一方又は双方の外面を凹凸形状と

した。そして、表面側弾性発泡体と裏面側

弾性発泡体のそれぞれの間隙部最奥を

間隙部の幅より大なる径を有する導管部と

し、かつ、表面側弾性発泡体と裏面側弾性

発泡体の導管部を交差させた。

 

 

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 ということで、通気性もよくしている

そうで。

 

 ブリヂストン化成品株式会社は、本社東京、

設立1960年、資本金はブリヂストン100%

出資の3億1千万円、売上高が363億円、

従業員数928名、事業は車輛資材等で、

ウレタンフォームをメインに開発しているよう

です。

 

ウレタン・ウレタンフォーム・シール材・EPDMのブリヂストン化成品株式会社

 

 特許を調べると、以下のようになっており、

陸上競技用マットなどもあるんですね。

 

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