知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析スキンケア編 11 Fターム分析

 まず、制汗・防臭剤のFタームのテーマ

コードで調べると、トップ10は以下のように

なっています。

 

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 調べると、上のように4C083が突出して

いますが、これは、以下のように、FIの

A61Q15は、Fタームテーマコードの4C083に

展開されているからで、当然と言っちゃ、

当然なわけなんですね。

 

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 この4C083の観点を調べると、以下のように

なっており、この中のCC17が、「制汗,デオド

ラント(ボディパウダーを含む)」、EE18が、

「消臭、防臭」となっており、FIのA61Q15/00は

「制汗剤または身体の防臭剤」というように、

制汗剤と防臭剤の区別がされていませんでしたが、

こちらのFタームでは、さらに細かく分析できる

のがわかります。

(制汗、デオドラントは、すなわち制汗と消臭の

意味ですが)

 

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 上のKKは、以下のようにA61Q15/00を

カバーしていないので、グレーにしてあります。

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 したがって、CC17「制汗,デオドラント」、

EE18が、「消臭、防臭」で別々に分析すると

以下のようになります。

 

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 化粧水では積極的に消臭、防臭効果も持た

せようとしているようですね。

 

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 研究テーマでの使用の形態は、吹き付け

るものとか液状で伸ばして使うものが結構

多いんです。