パテントマップ特許情報分析ゴルフ用具編 2 PMGS
前回の続きです。
IPCは全世界共通の特許分類記号なので、
他の国でも同じように分類されており
(詳細はいろいろ複雑なので省きますが)、
IPC記号がわかっていれば、他の国でも
これにより特許検索をおこなうことが
できます。
特許検索はキーワード(フリーワード)で、
検索をかけてもよいですが、これらの分類記号
で検索をかけたほうが漏れを防ぐことができます。
その下のFIというのは、IPCを日本向けに
さらに細かくわけたもので(細かく分かれて
おらずIPCとFIが同じものも多いです)、日本の
特許を調べるときには役に立ちます。
さらにFタームというのは、IPCとはまた違う
方法で分類した記号です。
ということで、分類記号がわかりましたので、
まずはIPCの構造から見て行ってみましょう。
先ほどゴルフ関係はA63Bの中にあるのが
わかりましたので、これをIPC分類で見て行って
みましょう。
まずは上のIPC紹介というのをクリックして
みましょう。
そうすると、IPCの分類というのはAからH
まで大きく分かれており、Aセクションは生活
必需品であることがわかります。
まあ、ゴルフ用具が生活必需品かー?と
突っ込みを入れるかたもおいででしょうが、その
ほかの分類から見ると、まあ目をつぶって
もらいましょう。
Aセクションは、農業などのA01からA99
まで分かれているんですね。(すべての数字が
あるわけではありませんが)
この中のゴルフ関係A63のスポーツ、ゲーム
娯楽に分類されるようです。
この分類に突っ込みを入れるかたは、いないの
では?
それでは、さらにA63をクリック致しましょう。
でーたーなーというところですが、いろんな
スポーツ関係が出てきています。
とにかく、スポーツ関係を調べるにはA63と
いうところを調べればよさそうですね。
ゴルフ関係は前に調べたように、A63Bの中
ですので、さらにA63Bをクリックしてみましょう。
ちょっといろいろありますが、ゴルフ関係では
ボール、ゴルフクラブ等に分れているようです。
これ以上細かく見ていくのには、ひとつひとつ
見ていかないければならないので、クラブと
ボールに分けて見てみましょう。