知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編4  Fタームをさらに詳しく!

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 前回のFタームの説明の続きです。

 

 FタームはIPDLパテントマップガイ

 ダンス(PMGS)で調べることができますが、

 体系的に把握するためには、テーマ別

 検索ガイダンスというのがあります。

 

http://www.jpo.go.jp/torikumi/searchportal/htdocs/search-portal/sea.html

  

 この一番下にある「Fタームリストから

 選択」というところをクリックし、出てきた

 画面の「4B」というところをクリックすると、

 冒頭の表が出てきて、4B018は食品関係

 の中の1テーマで食品関係の分類方法が

 わかります。

  

4B026以下は省略しています)

  

 さらに改正情報なども詳しく見るのには、

 以下があります。

  

https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/themecode.htm

  

 下のほうに、エクセル形式での全テーマ

 コード表があるので、私はこれをプリントアウト 

して使っています。

 

 それでは、もう一度下の4B018を見てみると、 

適用食品、製品形状とかいろいろな観点が 

あります。

 

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 ほとんどの書籍、特許庁の説明書などでは

 Fタームというのは検索をする際に用いる

 ということで説明されていますが、分析の

 際にもこれを用いない手はありません。

  

 最初から適用食品に的を絞って分析しても

 良いですし、この前分析したように最初に

 目的・用途で分析し、次にその中の注目点に

 ついてどのような食品で研究開発がされて

 いるのかという点でさらに掘り下げると

 いうこともできます。