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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

AIの特許技術は、どのようにして調べればいいんですか? その2

 それでは、今回も、おレンズさん

(The Lens)を使って、海外検索を

してみましょう。

 

 その前に、J-PlatPatで日本の直近の

ものを調べると以下のようになっていま

すよ。

(使用するIPC分類は前回書いたように、

G06N「特定の計算モデルに基づくコン

ピュータ・システム」です。

 

https://www7.j-platpat.inpit.go.jp/tkk/tokujitsu/tkkt/TKKT_GM201_Top.action

 

 

f:id:oukajinsugawa:20161206160443j:plain

 

f:id:oukajinsugawa:20161206160510j:plain

 

 AIというぐらいで、なかなか難しそうな

特許出願が並んでいますね。

 

 それでは、おレンズさんです。

 

 おレンズさんは、Simple Search page

(検索はシンプルにキーワードを入れる

場合、または、Search Syntax(論理式)

により検索)、Structured Search page

で検索する方法があります。

 

・ Simple Search(及びSearch Syntax)

 

https://www.lens.org/lens/

 

f:id:oukajinsugawa:20161206160548j:plain

 

  左側の赤枠の中にキーワードまたは

論理式を入れて、「Search」をクリック

すると検索できるのですが、試しに何も

入れないで、「Search」を押すと、あーら

不思議、おレンズさんに収録されている

全データが出て来ます。

 

f:id:oukajinsugawa:20161206160614j:plain

 

 現在の収録データは、1億7万6141件で、

ファミリー数は5438万4197件も収録

されているんですね。

 

 さらに、Jurisdictions(管轄国)では、

日本が一番多く、二番目がUS、

三番目が中国だということがわかり

ます。

 

 さらに一番多い出願人や、一番多い

特許分類なども見ることができますので、

自分で試してみてください。

(さらにさらに、いろいろ遊べますので、

これはそのうち書きましょう。)

 

 先ほどのSearch Syntax pageの右側に

ある、

f:id:oukajinsugawa:20161206160649j:plain

をクリックすると、今度は、Structured

Searchページへ移ることができます。

 

 これは、以下のURLでもOKです。

 

https://www.lens.org/lens/structured-search

 

f:id:oukajinsugawa:20161206160752j:plain

 

  それでは、早速IPC分類を打ち込む

ことに致しましょう。

 

 尚、今回は前方一致検索を使いますので、

ワイルドカードが必要で、以下のように

なっています。(わかりやすく「 」を

書き入れていますので、実際使用する

ときは、「 」はいりません。)

 

・ 「 * 」 : 文字数が制限のないワイルドカード

 

・ 「 ? 」 : 一文字だけのワイルドカード

 したがって、G06N?だけでは検索結果は

 0になり、クエスチョンマークを使うためには、

 文字数分だけのクエスチョンマークが必要です。

 

・ 「 ~ 」 : 見えにくいかもしれませんが

       「~」の半角です。 これは、ファジーな

       部分で検索してくれて、G06N~ と入れると、

       G06FやG06Gなども検索してくれます。

 

 実際のインプット例は以下のようになります。

 

f:id:oukajinsugawa:20161206160916j:plain

 

 続く。

 

 

 注) 

 今回は、AI関係の検索に的を絞って話して

いますので、検索ページは上の2つしか説明

していませんが、おレンズさんは、もともと

アグリ・バイオ関係を発展させたデータ

ベースのため、バイオ製剤などに特化した、

以下の検索ページもありますよ。

 

The Lens - PatSeq Text Search -  The Lens

 

The Lens - PatSeq Finder -  The Lens

 

 このへんの説明もそのうちしていきましょう。

 

 ちなみに、おレンズさんの沿革などは、

以下をどうぞ。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp