知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

マイクロソフトさんの、MR複合現実 HOLOLENS(ホロレンズ)

 VR(バーチャルリアリティー:仮想現実:

Virtual Reality)花盛りですね。

 

 これに対し、現実の風景の中に、仮想的な

物体や、ネット上の情報などを重ね合わせて

表示させるAR(拡張現実:Augmented Reality)

なども、ポケモンGOで出てきています。

 

 さらにさらに、マイクロソフトが開発した、

ゴーグル型で、かけると実際の風景の中に

CG(コンピューターグラフィクス)が浮かんで

いるように表示する、MR(複合現実:Mixed

Reality)というのもあるんです。

 

https://www.microsoft.com/microsoft-hololens/en-us

 

 これの詳細は上のビデオを見てもらえ

ばわかりますが、商品名は、HOLOLENS、

商標登録は、国際登録1257784となって

います。

 

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 どんなものなのかを特許出願から見て

みると、たとえば、以下のようになるん

です。

 

・ 特開2015-116336「複合現実感アリーナ」

【課題】

 シースルー・ディスプレイデバイスと、

論理サブシステムと、命令を記憶する

記憶サブシステムとを備えるコンピュー

ティングシステムを提供すること。

 

【解決手段】

 論理サブシステムによって実行される

とき、これらの命令は、仮想アリーナ、

ユーザ制御アバタ、および対戦相手

アバタをシースルー・ディスプレイデバ

イス上に表示する。物理空間が前記

シースルー・ディスプレイデバイスを通

して見られたとき、仮想アリーナは物理

空間内に統合されたように見える。

ユーザ入力の受信に応答して、これらの

命令は、更新されたユーザ制御アバタを

シースルー・ディスプレイデバイス上に

表示することも可能である。

 

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・ 特開2016-525741「共有ホログラフィック

オブジェクトおよびプライベートホログラフィック

オブジェクト」

US2016/0267717「LOW-LATENCY FUSING OF

 VIRTUAL AND REAL CONTENT」

 

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 技術の詳細をさらに知りたい方は、

以下をどうぞ。

 

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 東京オリンピックの頃は、更に進化して、

このような技術で、スポーツ観戦することに

なるのかも?しれない???