日経流通新聞に、温度調整掛け布団と
いうのが載っていました。
これは、ニトリが2010年に発売した「温度
調整掛ふとんスマートセル」というものだ
そうで、販売が好調なのだそうです。
http://www.nitori-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=7542012
植物性の特殊繊維を使い、寝床内の
温度に合わせて液化や固体化することで
温度を一定に保つということで、季節に
よって布団の入れ替えをする必要がない
というのが良いですね。
この入れ替えが必要ないというのが
人気で、2013年の売り上げは発売時の
4倍に急増しているそうです。
それでは、この詳細を特許出願から
探ってみましょう。
・・・・と書きましたが、実はこの特許
出願はされておりません。
ニトリさんは特許出願関係は積極的で
なく、その代わりに意匠と商標とで権利を
固める戦略のようで、意匠は96件、
商標は50件の登録がありました。
「お値段以上~~、ニトリ」という商標
登録を調べると、登録は、「お、ねだん
以上。ニトリ」でした。
たしかに、ホームページにはそのように
書いてあります。
皆様、知っていたでしょうか。
知らなかったのは私だけ?
特許出願は以下の11件のみでした。
布団関係もありますが、上記の特性を
生かしたものではありません。
上記の特性を生かすために、ドイツの
ベンチャー企業の特殊繊維を使っている
そうですので、ニトリさんからは特許出願が
難しいのかもしれません。
尚、ニトリさんは寝具専業でないにもかか
わらず、寝具の販売で国内トップクラスなんだ
そうですね。
こちらのほうも知りませんでした。