知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ゴルフ用具編  7 江戸っ子でぃー、大出血サービスでぃー

 ゴルフ用具編なのに、サッカーシューズを

調べているような気になってきました。

 

 まあ、ついでですから、「てやんでぃべらぼう

めー。 こちとら、江戸っ子でぃー。 えーい、

おまけだ、大出血サービスでぃー」というところで、

江戸っ子ではありませんが、アメリカのほうも

調べてみましょう。

 

 アメリカでもヨーロッパ同様、CPCが導入

されているのですが、アメリカでは、日本の

Fタームのようなアメリカ独自の分類記号が

存在します。

 

 これはUSPCと呼ばれているのですが、

このUSPCではフットボール分類がどうなって

いるのかを調べてみましょう。

 

 アメリカはアメリカンフットボールなど盛ん

ですので、サッカーはいざ知らず、アメリカン

フットボールで分類されているような気が

します。

 

 それでは出血大サービスの大調査に移りま

しょう。

(なんか大げさになってきましたね)

 

 まあ調べ方はいろいろありますが、我々は

IPCの分類記号を知っていますので、そちら

から攻めることに致しましょう。

 

まずは、下記を開いてみましょう。

 

USPC-to-IPC Reverse Concordance

 

 そうすると以下の画面になります。

 

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 ということで、得意の、IPC SECTION Aを

クリックしてみましょう。

 

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 そうすると上の画面になりますのでA43Bを

クリックしましょう。

 

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 ここで、IPCのA43B5/02に相当するのは、

U.S.Classは36で、U.S.Subclassというのが

128というのがわかります。

 

 それでは、試しに128というところを

クリックしてみましょう。

 

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 残念でした。

 

  フットボール用のシューズは、アメリカでも、

これ以上分類されていないんですね。

 

 きっと、サッカー用とか、ラグビー用とか、

アメリカンフットボール用とかでは、それほど

違いがないんでしょう。

 

 残念でしたが、気を取り直して、128番の「P」と

いうのをクリックしてみましょう。

 

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またまた、「でーたーなー」というところで、1番目を

クリックすると以下になります。

 

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 ここで、「P」は登録、「A」は出願となります。

 

 さらに、PDFで見ることができたりいろいろ

便利な機能がありますので、時間があるとき

には遊んでみてください。

 

 尚、サッカーシューズの分析をおこなった

アスタミューゼさんでは、フットボール

分類記号だけでなく、材料などの分類記号や、

キーワードを入れて、まずは広い分野で検索して、

その後にスクリーニング(取捨選択)を

かけていると思います。

 

 それでは、本日はこのへんで。