知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

2018年3月12日のJ-PlatPat新機能追加内容 

http://www.inpit.go.jp/j-platpat_info/othersinfo/201803-release.html

 

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/doc/releasenote.pdf

 

 上にあるように、最新特許分類とキーワードを

掛け合わせた検索が可能になったため、今まで

あった特許・実用新案分類検索がなくなり、

「特許・実用新案検索」一本になりました。

 

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 これに伴い検索画面も変更されて、非特許文献

検索もできるようになっています。

 

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 近傍検索もできるようになっていますので、

説明は以下のようになりますよ。

 

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f:id:oukajinsugawa:20180312091219j:plain

 

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  一番下までスクロールすると、以下のように

なります。

 

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 マニュアルも改訂されていますので、

詳細な新しい使い方は、そのうち書く

ことと致しましょう。

 

http://www.inpit.go.jp/content/100863751.pdf

 

 海外5庁の出願が英語で検索できるそう

ですので、試しにいつもの「skyrmion」を

検索してみましょう。

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 この結果をエクセルに貼り付けると以下の

ようになりました。(IPCは削除しています。)

 

f:id:oukajinsugawa:20180312162453j:plain

 

 これを同じようにespacenetで検索し、

どのようになるかを見てみると、以下の

ようになりました。

 

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 比較してみると、プラピさん(J-PlatPat

では、韓国の出願情報が抜けているようです。

(そのほかの国の比較はしていません。)

 

 ということで、マニュアルをよく読む必要が

あることと、海外の公開情報を調べるときは、

いろいろ注意を払う必要があるようです。