知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

Iot関連技術の特許分類細分化って、どんなファセット記号になったんですか?

 IoTの広域ファセットが細分化されました

という、特許庁情報については、もうすでに、

書いてお出の方がいますが、この詳細分類が

どのような記号になったのか?というのを

ちょっと調べてみましょう。

 

 このIoTについては、日刊工業新聞でも

本日の一面で取り上げられており、特許庁

では、IoT関連発明に精通した担当官40名+

管理職員総勢50人規模で、IoTの分野横断的な

発明に対応するそうですね。

 

 ということで、新設されたファセットを

調べてみましょう。

 

 まずは、プラピ(J-PlatPat)さんを開き

ましょう。

 

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

 

 

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 ここで、上の通常のFI照会(分類表)を開いて

も、まだ広域ファセット一覧には載っていません

ので、上のように、FI改正情報をクリック致しま

しょう。

(分類表を開いて、FI改正情報をクリックして

もらってもかまいません)

 

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 ということで、見てみると、以前に設定

されたZITの下に、ZJAからZJXというのが

新設されていますが、特許庁のホームページ

では、IoT関連を細分化と書かれていますが、

そのほかの分野でも、横断的に全範囲で使用

できそう?ですので、「5月下旬から、順次、

IoT関連技術に関する特許情報の収集・

分析を用途別にも行うことが可能」と書か

れていますので、その頃になったら、実際に

試してみましょうかね。