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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

オレンズネロさん、芯出し機構

 新聞に出ていましたが、ぺんてるさんの、

折れんず寝ろ??というシャープペンシル

売れているんですってね。

 

www.pentel.co.jp

 

 新聞には、希望小売価格が3,240円

と書かれていましたので、目の錯覚か?

と凝視してしまいましたが、お高いん

ですね。

 

 0.2や0.3ミリの極細芯でも折れずに書け

て、一度ノックすると1本の芯が無くなる

まで書き続けられる自動芯出し機構が

ついているそうで。

 

 皆様、使っておいでですか?

 

 弁理士の方はご存知のように、弁理士

論文試験の際にシャーペンが使えません

でしたので、私は、その当時書きやすかった

ボールペンを今でも使用しているため、

シャーペンは全然使っていません、です、

はい。

 

 ということで、私は使っていませんが、

どんな発明なのか調べてみることにして、

ぺんてるさんからは、自動芯送り機構は

たとえば、特公平07-088116や07-088117

シャープペンシルの自動芯送り機構」など

昔から出ていますので、今回は、1本の

芯が最後まで使える機構というのを調べて

みましょう。

 

 発明の名称にシャープペンシルとなって

いるのを調べると、2000年代初頭はピーク

でしたが最近は数が減っているものの、

まだまだいろいろな研究がされているよう

です。

 

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 この中で、一番新しい、特開2017-

030153をちょっと覗いてみましょう。

 

【課題】 

 軸筒前方に配設され前後動可能なスライ

ド部材を有するシャープペンシルでは、

スライド部材内に形成された芯保持部と

チャック体の間に大きな空間が形成されて

いた。このため、スライド部材とチャッ

ク体の軸芯のズレや、筆記芯と芯保持

部材やチャック体の軸芯のズレの影響を

受けやすく、芯保持部に筆記芯を上手く

挿通することができなかったり、残芯と

後続芯の軸芯がズレてしまったりし、

筆記芯の繰り出しが不能になる恐れが

あった。

 

【解決手段】

  軸筒内に配設したチャック体により

筆記芯の把持・解放を行い、前記軸筒の

前方内部に前後動可能であり内部に筆記

芯を保持する芯保持部材を有するスライド

部材を配設したシャープペンシルであって、

前記スライド部材の後退位置にてその

スライド部材の前方への移動規制が維持

可能であり、前記スライド部材の前方への

移動規制時に、前記チャック体が前後動

可能であることを特徴とするシャープ

ペンシル。

 

 ということで、

 

【0008】

  (一部略) 

 チャック体と芯保持部材における芯

保持部との空間が小さくなり、筆記芯と

芯保持部材やチャック体との軸芯のズレの

影響を低減することができる。よって、

チャック体から芯保持部材における芯保持

部に筆記芯を挿通させる際に、筆記芯を

上手く挿通することができたり、残芯状態に

おいても、残芯と後続芯の軸芯が一致し

易くなることで残芯の排出が容易になった

りし、良好な芯の繰り出しが行える

シャープペンシルを提供することができる。

 

 最近のシャーペンはよくわかりませんが、

昔のシャーペンは、残った短い芯と次の

芯の中心がうまく一致せず、詰まって

しまうというのがありましたが、このような

欠点を改善したんですね。

 

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 今のシャーペンって、すごい精密部品に

なっていたんですね。

 

 シャーペン、恐るべし!!