知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

USPTOで、米国特許を検索しよう その16 Public PAIR

 ということで、Quick Searchをいろいろ

調べて来ましたが、他にもPCT関係で調べる

にはどうすんだ?とか、IPCやCPCの入れ

方はどうすんだ?とかいろいろあるわけ

です。

 

 しかし、これらを検索する方々は、

「そんなのオメーに言われなくても、知って

るY。」という上級者の方々でしょうし、

あまり検索に慣れていない方は、これらを

それほど使わないでしょうから、必要でし

たら、以下を読んでいただくとして、

そのうち機会があれば、Advanced Searchの

ときにでも取り上げることとして、次に

移ることと致しましょう。

 

http://appft.uspto.gov/netahtml/PTO/help/helpflds.html

 

 まあ、次は、検索のAdvanced Searchが

あるわけですが、これは後回しにして、先に、

法的状況を調べる、「Public PAIR」を調べて

いきましょう(包袋ですね)。

 

http://appft.uspto.gov/netahtml/PTO/index.html

 

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 まずは、「Public PAIRってなんじゃい?」

というところから入るわけですが、USPTOの

以下をご覧ください。

 

Check the filing status of your patent application | USPTO

 

 そうすると、「Public PAIRとか、Private

PAIRというのがあるんだねー。」、などと

感心してしまうわけでして。

(というのは、私だけ???)

 

 少し読み進めると、「PAIRっていうのは、

Patent Application Information Retrievalの

略でんねん。」と書かれており、特許出願の

段階がどのような状態か調べることができる、

特許出願情報検索システムのことなんですね。

 

 さらに、読み進めると、「PAIRには、

パブリックなものと、プライベートなものが

あるんで、一般情報を調べるんだったら、

Public PAIRを使って、おま。」と書かれて

います。

 

 プライベートのほうは、登録した特許

事務所や特許弁護士、登録した個人の

発明家などが、自分の特許出願状況を

調べることができますので、自分の出願を

調べたい場合には、登録して利用しま

しょう。

 

 ということで、Public PAIRに入るには、下を

クリックしても入れます。

 

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 クリックすると、上のように、何やら

訳がわからん画面が出てきましたので、

「Get another CAPTCHA」をクリック

したり、「Get an audio CAPTCHA」で

音を聞くことと致しましょう。

 ( Continueをクリックしてもらっても

構いません。)

 

 そうすると、かろうじて、ANORと

CALLEというのが読み取れる画面が出て

来ましたので、以下のように、入れて、

Continueをクリックしましょう。

(間にスペースを入れましょう。)

 

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 そうすると、「で~た~な~」という

ことで、以下の画面に切り替わります。

 

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 尚、関係ない話ですが、昔(といっても

そんな古くはないですが)は、以下のように

一つだけ入れればよかったような気がしま

したが、最近ロボットダウンロードのセキュ

ティーが厳しくなって、2つ言葉を入れなけ

ればならなくなっています。

(思い違いだったら、すんません。)

 

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 さらにこのCAPTCHA画面の詳細を知り

たい方は、HELPをクリックしてください。

 

 ということで、先ほどの画面に戻って、

Applicationなんちゃらかんちゃら、など、

いろいろ選べるようになっていますので、

これを調べてみることと致しましょう。

 

 続く