知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

フォアグラハギ

 フォアグラハギというのを、昨日のテレビ

「news every」で取り上げていました。

 

 フォアグラと同じように、ウマヅラハギの

肝を、養殖で大きくしたものだそうです。

 

 以下の6月17日付の朝日新聞で取り上げて

いましたので、これを見て、テレビ局で取材に

行ったのかもしれません?

 

味は濃厚「フォアグラハギ」販売へ 広島・尾道:朝日新聞デジタル

 

 呉市の県立総合技術研究所水産海洋技術

センターで餌づけ方法を工夫したとなって

いますが、餌づけ方法の特許出願はありま

せんが、県立総合技術研究所水産海洋技術

センターが所属する広島県から、ウマヅラ

ハギの養殖方法として、特許5803026「海水

魚の延命および/または外傷回復方法、

ならびにこの方法で処理した海水魚」と、

特開2015-165825の「海水魚の延命および/

または外傷回復方法で処理した海水魚」と

して出願がされています。

 

 商標のほうは、登録5686654「フォアグラ

ハギ」(標準文字商標)

29食用油脂,食用魚介類(生きているものを

除く。),肉製品,加工水産物,加工野菜及び

加工果実,カレー・シチュー又はスープのもと,

お茶漬けのり,ふりかけ,なめ物  

30 菓子,パン,サンドイッチ,中華まんじゅう,

ハンバーガー,ピザ,ホットドッグ,ミートパイ,

調味料,ぎょうざ,しゅうまい,すし,たこ焼き,

弁当,ラビオリ,パスタソース

31 釣り用餌,食用魚介類(生きているものに

限る。),飼料用たんぱく,飼料,獣類・魚類

(食用のものを除く。)・鳥類及び昆虫類

(生きているものに限る。),種卵

として、広島県から登録されています。

 

 まだ大量に出回る量は養殖できていない

ようですが、尾道や、横浜などで、運よく、

このフォアグラハギに出会えたら、是非

どうぞ。