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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

J-PlatPatを使い倒そう その18 分類検索の入力方法3

J-PlatPat

 今回は、検索式を入れる場合の、IPC

などの分類記号の入力方法を、さらに

詳しく探って行きましょう。

 

 まずは、前回書きましたように、ヘルプや

プラピ(J-PlaTPat)マニュアルには、「全て

半角英数字で指定」と書いてありますが、

直接入力する場合には、キーボードを全角

にしていても、半角でしか入らないように

なっていますし、ほかで全角で入れて、これを

検索式欄にコピペしても、検索をおこなって

くれて、テキスト検索画面でもこれは同じです。

 

 次は、完全一致検索(きちんと分類記号が

合っていなければだめー)とか、前方一致

検索(前の分類記号が合っていれば、それ

より下の全部の分類を検索しまっせ)などは、

どのようにインプットするんだ?というのを

調べてみましょう。

 

 まずは、分類記号で最初に出てくるIPC

では、これ以上詳しくならないという、A01B

の1/00関連、

・1/00 (2006.01) 手作業具

・1/02 (2006.01) ・鋤;ショベル

・1/04 (2006.01) ・・歯を有するもの 

・1/06 (2006.01) ・ホー;手持ちカルチベーター

・1/08 (2006.01) ・・一枚刃を有するもの 

・1/10 (2006.01) ・・二枚刃またはそれ以上の刃を有するもの 

・1/12 (2006.01) ・・歯を有する刃を有するもの

・1/14 (2006.01) ・・歯のみを有するもの

・1/16 (2006.01) ・雑草引抜き具  

・1/18 (2006.01) ・・火ばさみ状の道具 

・1/20 (2006.01) ・異った種類の手道具の組み合わせ 

・1/22 (2006.01) ・把手に刃または類似物を取りつけたもの

・1/24 (2006.01) ・牧草または芝生の処理のためのもの

で見てみましょう。

(FIもこれ以上展開はされていません)

 

 ちなみに、点「・」がその上の分類をさらに

細かくわけたものですので、1/04は1/02を

細かくしたもの、1/02は1/00を細かくした

ものとなり以下のようになりますよ。

 

1/00 (2006.01) 手作業具

  1/02 (2006.01) ・鋤;ショベル

    1/04 (2006.01) ・・歯を有するもの 

  1/06 (2006.01) ・ホー;手持ちカルチベーター

    1/08 (2006.01) ・・一枚刃を有するもの 

    1/10 (2006.01) ・・二枚刃またはそれ以上の刃を有するもの 

    1/12 (2006.01) ・・歯を有する刃を有するもの

    1/14 (2006.01) ・・歯のみを有するもの

  1/16 (2006.01) ・雑草引抜き具  

    1/18 (2006.01) ・・火ばさみ状の道具 

  1/20 (2006.01) ・異った種類の手道具の組み合わせ 

  1/22 (2006.01) ・把手に刃または類似物を取りつけたもの

  1/24 (2006.01) ・牧草または芝生の処理のためのもの

 

 まずは、テキスト検索画面を使うことと

して、いつものようにテキスト検索画面に

入りましょう。

 

https://www7.j-platpat.inpit.go.jp/tkk/tokujitsu/tkkt/TKKT_GM201_Top.action

 

 次に、検索項目を「IPC」にして「A01B1/00」

と入れてみましょう。

 

f:id:oukajinsugawa:20160322164630j:plain

 

 そうすると上のように18件でした。

 

 それでは、今度は、「A01B1/?」では

どうでしょう。

(?は全角で入れようとしても、半角で

しか入りません)

 

f:id:oukajinsugawa:20160322164656j:plain

 

 そうすると、今度は数が増えましたので、

「ふむふむ、これが完全一致や前方一致に

関係するんだな?」ということで、今度は、

「A01B1/*」と入れてみましょう。

 

 そうすると、「そんなのないもんねー」

と言われてしまいますので、やっぱり、

「?」でないといけないようですね。

 

  さらに、それでは、「?」記号って、

前方一致検索の記号なのか?ということで、

A01B1/0?」と入れてみると、これも

やっぱり、「そんなのないもんねー」

と言われてしまいます。

 

 何なんでしょうね?  一体。

 

 ということで、試しに、「A01B1/00?」

と入れてみましょう。

 

 そうすると、「おめでとうございます。

18件の該当です。」となるんです。

 

 「そうかー、わかったぞ、このクエス

チョンマークって、一つひとつの数字に

対応するんでなくて、グループとかサブ

グループ全体に使用しなければならない

んだな」、というのがわかります。

 

 ということで、さらにサブクラス「A01B?」

やクラス「A01?」、セクション「A?」などと

やみくもに入れてみると、サブクラス

「A01B?」での検索だけができました。

 

 ということで、まとめますと、テキスト

検索画面での完全一致検索をする場合

には、クエスチョンマークを入れないで、

IPCのサブクラスまで指定し、「A01B1/00」

というようにインプットする。

(たとえば、「A01B1」などと途中までの

指定ではだめですよ)

 

 前方一致検索をする場合には、クエスチョン

マークを使用するのですが、ただし、単体

数字だけの指定はできず、サブグループや

グループごとでの指定しかできないんです。

 

・ 指定ができる例

A01B1/00?

A01B1/?

A01B?

 

・ 指定ができない例

A01B1/0?

A01B1?

A01?

A0?

A?

 

 ということなのですが、それでは、

試しに、「1/02 (2006.01) ・鋤;ショベル」

は、その下に、さらに細分化した「1/04

 (2006.01) ・・歯を有するもの」という

のがありますので、「A01B1/02」と入れて

みると61件、「A01B1/02?」でも同じ

61件で、A61B1/04と入れると16件と

出て来て、「A01B1/02?」でその下位の

「A61B1/04」も検索してくれるわけでは

ないんです。

 

 つまり、A01B1/00?の場合、A01B1/00,301

などがある場合に有効で、上のような場合

にも、たとえば、A01B1/02,304などがある

場合に有効で(実際そんな分類はありません

が)、1/02と1/04を検索する場合には、

A01B1/02とA01B1/04の論理和をとるか、

範囲指定の「:」を使って、

A01B1/02:A01B1/04

とする必要がありますので、注意しましょう。

 

 このようにすると、77件とうまく検索が

できますよ。    

 

 ということなのですが、上では、「テキスト

検索画面での完全一致検索をする場合には」

と、わざわざ書いたのは、分類検索では

インプット方法が違うからなんです。

 

 ということで、次回に続く。