知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

知財戦略中級編  知財関係者って誰?

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 今回は、特許関係者が取り上げられています。

 

 特許関係者としては、個人発明家もいますが、

出願数が多いのは、やはり、産官学でしょう。

 

 ということで、産業界、官、大学というのをトライ

アングルの各隅に配し、その中に発明者と手続を

おこなう者がどのようんあるのかを説明しています。

 

 こう見てみると、発明者のほかに、いろいろ

いるのですね。 一人ひとりがどのようなことを

おこなっているのか見てみましょう。

 

 知財翻訳者というのは、海外出願する場合と

海外の特許等を日本語に翻訳する2方向が

あるでしょう。

 

 次に、弁理士や技術スタッフという人がいます。

企業の知財部員というのも別にありますので、

こちらのほうは特許事務所の出願に関わる方々と

いっていいと思います。

 

 弁護士さんもいますね。 侵害が起きたときなど

頼りになる方々です。

 

 裁判官、調査官、専門委員というのも侵害など

での偉ーい方々です。

 

 特許審査官、審判官は説明しなくてもよいでしょう。

 

 特許法研究者は、さらーに偉ーい??大学の

教授先生などの方々です。

 

 これらを見ていると、むかーし昔は食べるために

狩りをしたり農業をしたりだけの生活だったのが

文化の発展とともに、いろいろな職業が発達

してきたのを実感します。

 

 実は、私は携帯もスマホも持っていなかったの

ですが、この前ついにスマホを買いました。

 

 スマホを買いに行ったときに、登録したり

するために実に多くの方々が働いているのを

見て、技術の発達とともに新しい職業が生み

出されているのだなというのを妙に実感した

ものです。

 

 今後も新技術の創出とともに、新職種の

創出がされ、新しい仕事が生み出されるのを

期待いたしましょう。

 

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 次に、知財活動は何のためにおこなうの?と

いうことですが、、とにかく事業の安定性、優位性の

確保とかに他ならないということです。

 

 しかし、これだけでは、大学教授とかが知財活動を

おこなう理由にはなりません。 大学などでの研究者は

自大学の優位性を上げるために研究をおこなっているの

ではないわけですから、大学研究者の知財活動の意義

とは、自分の研究成果を国力を上げるために生かすと

いうことに他ならないでしょう。