知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

USPTOで、米国特許を検索しよう その18 維持年金情報

 前回からの続きで、権利状況は、

以下のStatusでわかるのですが、

「ちょっと、安心できねーよなー。」

というところで、維持年金情報を見て

みましょう。

 

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 この前の、Feesというところをクリック

してみましょう。

 

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 そうすると、以下のような、「Patent

Maintenance Fees」というところに飛ぶ

ため、「なんか、間違って、違うところに

飛んだんじゃねーか?」とか、「それとも、

メンテ中なのかな?」などと思ってしまう

わけですね。

 

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 ですが、「安心してください!」これで

いーんです。(とにかく明るい安村さん、

最近見ないなと思っていましたら、この

前の、R-1グランプリ準決勝に、服を着て

出ていましたね。)

 

 尚、左にあるFeesの「Pay Online

(RAM)をクリックして、次の「Pay or

Look up Patent Maintenance Fees」を

クリックしてもらっても同じ画面に入れ

ます。

(ただし、Patent#の欄は空白になります。)

 

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 また、WEBに載っている、ちょっと

前のFeesの使い方の説明などを見ると、

現在と違う画面になっていますが、現在は、

上のような画面になっています。

 

 ということで、使い方は赤枠の中に、

ステップ1からステップ3まで書かれて

いますが、我々は当事者ではありま

せんので、ステップ1だけで、出願番号を

入れましょう。

 

 出願番号は、12/114,022ですが、スラッ

シュは入れませんので、12114022と入れ

ましょう。(出願番号の入れ方は。検索

画面でいろいろ違いますので、注意が必要

です。)

 

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 そうすると、特許番号や出願番号、

出願日、登録日が表示され、最初の

手数料支払い後の次の維持年金の

支払い期限などが表示されます。

 

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 次の3.5年目のステータスが閉じられ

て、Paidと支払われていますので、権利は

維持されており、「statement」をクリック

すると、支払期日や支払額などが表示

されます。

 

 次の支払期限は2019年ですね。

 

 それでは、年金不納により抹消と

なった場合には、どうなるかを見てみま

しょう。

 

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 ということで。