知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編4  バイオに活かせ!

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 皆様、ゴールデンウィークはいかが

でしたでしょう。 

 

 海や山での痛ましい事故があったり、

関東で地震はあったものの大きな

災害には至らず、、穏やかなゴールデン

ウィークだったのではないでしょうか。

 

 ということで、ブログのほうも再開して、

前回の続きで2005年以降の出願を詳しく

見て行きましょう。

  

 この前は10位までの企業を調べましたが、

 今回は20位まで調べてみます。

  

 ネステクSADSM、農研機構は以前に

 説明しました。

 

 そのほかの企業を見てみると、 カネカは、

旧鐘淵化学工業で、化成品から食品、

ライフサイエンス関係へ進出しています。

 

http://www.kaneka.co.jp/

  

 ファンケルは有名ですね。

 

http://www.fancl.jp/company/

  

 オリザ油化というのは、食用油から

 機能性食品などへ事業を広げた企業

 です。

 

http://www.oryza.co.jp/company/about.html

 

 三栄原エフ・エフ・アイは食品添加物

 総合メーカーです。 

 

http://www.saneigenffi.co.jp/

  

太陽化学は新機能食品関係の企業です。

 

http://www.taiyokagaku.com/

 

 これらの企業名を見てみると、食品

 メーカーはもちろん自社技術をバイ

 関係に生かしており、花王ユニチカ

 資生堂、ライオン、富士フィルムなど、

 食品飲料と全く関係ない企業でも、自社の

 化学関係の技術を応用していることが

 わかります。

  

 他事業に進出する場合でも、全く関係ない

 分野に研究開発リソースを振り向けるのでは

 なく、自社の強みを発揮できる分野に徐々に

 進出するというのが必要でしょう。