知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

内視鏡画像からの早期癌の自動検出

 国立研究開発法人科学技術振興機構

JST)が主催する、新技術説明会の案内が

来ていました。

 

 今回はライフサイエンス関係だそうで、

佐賀大学皆本晃弥先生の「内視鏡画像

からの早期癌の自動検出」というのが

ありました。

 

https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/minaminihon/2017_minaminihon/tech_property.html#pbBlock60010

 

 どんなものか特許出願を調べると、

特開2017-029549内視鏡画像処理装置、

内視鏡画像処理方法及び内視鏡画像処理

プログラム」というのがありますね。

 

【課題】

 カラーの内視鏡画像に対して画像処理を

行うことで、内視鏡で確認が可能な病変

部位を強調して表示し、専門医の負担を軽減

することができる内視鏡画像処理装置等を

提供する。

 

【解決手段】

 カラーの内視鏡画像を任意の色空間に変換

する色空間変換部22と、変換後の画像情報に

対して周波数分解の処理を行う周波数変換部

23、前記周波数分解の処理における係数に

前記画像情報のエッジを強調するコントラスト

強調処理を適用するコントラスト強調部24とを

備える。また、周波数逆変換部25で得られた

画像を低値化又はビットプレーン分解する

低値化処理部26と、画像の複雑性を求める

複雑性演算部51と、求められた複雑性が高い

箇所を病変箇所として特定する病変特定部

52とを備える。

 

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 是非、ガンの早期発見に役立てて欲しい

ものですね。

 

 興味のある方は、以下だそうですよ。

 

【日時】725日(火) 9:5515:00

【場所】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ヶ谷)

【地図】

https://shingi.jst.go.jp/access.html