知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

フリーの海外特許検索データベースThe Lensの新機能

 The Lensでは、特許検索+簡単なパテント

マップ機能がありますが、今回新たにScholar

Search機能が加わりました。(論文等の検索

機能です。)

 

 といっても、機能が加わったのは、暫く前なの

ですが、IEではバグがあって動かなかったため

説明を書きませんでしたが、いつまでたっても

バグがあるので、きちんと動くGoogle Chrome

説明することに致しましょう。

 

 以前のThe Lensの説明は、以下を見てくだ

さい。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

 まずは、Google Chromeで以下から入りましょう。

 

https://www.lens.org/

 

 ちなみに、以前にはなかったVideo Tutorialが

追加されています。

 

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 英語の発音がクリアでわかりやすいので、

こちらもぜひどうぞ。

(母音の発音を聞くと、英国人の発音に近いので、

オーストラリア人の説明のようです。近傍検索の

説明もありますよ。)

 

 論文等の検索可能数は、PubMed 約2800万、

Crossrefが約1800万、 PubMed Central が

約420万件だそうです。

 

 バイオ系で始まった検索DBなので、医学系が

多いのは否めません。

 

 現在は、以下のように、簡易検索画面、構造化

検索画面、特許分類検索画面があり、またそれ

ぞれが特許と論文等の検索画面に分かれて

いますが、特許と論文の検索機能は、そのうち

統合されるそうです。

 

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 パテントマップの表示方法も変更になって

いますので、そのうち、トータルな使い方を

シリーズ物で書きましょうかね。