知財アナリストのひとりごと

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J-PlatPatを使い倒そう その41 2018年3月12日改訂の新機能で検索してみよう2

 それでは、今回は新しくなった「特許・

実用新案検索」での注意点を調べて

行きましょう。

 

 まず、以前の「テキスト検索」と「分類

検索」で違っていた、FI、Fターム、IPC

検索での前方一致・後方一致・完全一致

検索と階層検索が、新しい方式ではどう

なっているのかを見てみましょう。

 

http://www.inpit.go.jp/content/100863757.pdf

 

 上のURLの52ページに書かれており、

貼り付けると以下のようになりました。

(下はFIだけ貼り付けましたが、Fタームも

IPCも同じです。)

 

f:id:oukajinsugawa:20180314114429j:plain

 

 階層検索というのがどういうものなの

かは、以下を見てください。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

 すなわち以前の分類検索の入れ方に

なったんですね。

 

 ということですので、以前のテキスト

検索では、以前に以下に説明したような、

A01B1/00?

A01B1/?

A01B?

という入れ方ができましたが、新しい

方式では、この入れ方はできなくなり

ました。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

 次は、テキストの入れ方で、以下は同じ

ですね。(新マニュアル50ページ)

 

f:id:oukajinsugawa:20180314114537j:plain

 

 英語は動詞の過去形なども上のように

一緒に検索してくれますが、派生語、

すなわちcreateに対するcreatorやcreation

などは検索してくれませんので、creat*

などと以下のようにワイルドカードを使い

ましょう。

 

 英語のフレーズ検索やワイルドカード検索

などは、シングルクォーテーションで、

'mobile phone' 

'creat*'

などと致しましょう。

 

 ワイルドカードの説明は以下となりますよ。

 

f:id:oukajinsugawa:20180314114618j:plain

 

 検索に非常に有効な、近傍検索は、この前

書きました。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

f:id:oukajinsugawa:20180314114718j:plain

 

 論理式での検索を使う方は、その道の

プロ?でしょうから説明の必要はないですね。

 

 後は、いろいろ細かいところがありますが、

大きな違いはこんなところでは?