知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

DEPATISnetを使ってみよう! その1 概要

 今回からは、海外特許検索編のデパ地下

ネットです。

 

 正式にはDEPATISnetですが、私は勝手に

デパ地下ネットと呼んでいます。

 

 まあ、デパ地下ネットを含めた、主な

フリーのデータベースは以下のようになって

いるわけですが(以前に書いたときから

データベースがバージョンアップされている

ものがありますので、以下の表もバージョン

アップしています。)、「DEPATISnetって、

ドイツだ?」というと、以下のようになる

わけです。(したがって、デパ地下ネット

では、ドイツだけでなく、他の特許庁

データも検索でき、2016年4月時点で、

9,370万件のストックがあるそうです。)

 

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 「運用しているのはどいつだ?」という

と、デパ地下ネットのほかに、DPMAレジ

スターというのも運用していますので、

これも併せて調べていきましょう。

 

https://register.dpma.de/DPMAregister/Uebersicht?lang=en

 

 ということで、最初は、以下から入りま

しょう。

 

https://www.dpma.de/

 

 最初のページはドイツ語ですので、英語に

致しましょう。(「おら、独逸語が都都逸

同じぐらいできるんだ!」という方は、その

ままでどうぞ。)

 

 

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 ということで、最初の画面を見てみると、

「ドイツ特許商標庁(DPMAすなわち、

Deutsche Patent- und Markenamt)は、

1877年7月1日に帝国特許オフイスと

してベルリンで開始され、めだたく140

周年を迎えることができました。

めでたし、めでたし。」と書かれて

おります。

 

 西暦1877年は、明治10年ですので、

日本の専売特許条例が施行された明治

18年7月1日よりも早いんですね。

(専売略規則は明治4年制定ですが。)

 

 まあ、この海外特許検索編は、ドイツ

特許庁の話を、つれづれなるままに日暮し、

ひねもす、のたり、のたりかな、と、説明

するほど暇ではありませんので、早速

デパ地下ネットに行くことに致しましょう。

 

 

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 最初から入る場合には、以下から入りま

しょう。

 

https://depatisnet.dpma.de/DepatisNet/depatisnet?window=1&space=menu&content=index&action=index

 

 最初の簡単な使い方については、右の

赤枠をクリックすると、出てきます

 

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 ということで、次回は、以下の「search

mode」というのを調べていくことに致しま

しょう。

 

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