知財アナリストのひとりごと

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オオカミ型ロボ・スーパーモンスターウルフ?

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 北海道の太田精器さんが、クマやシカの

被害を防ぐために開発を進めているそう

で、JA木更津では、イノシシ対策に使う

そうですね。

 

 イノシシなどが近づくと赤外線センサーで

探知し、オオカミの鳴き声を最大90デシベル

で鳴り響かせ、目の赤色のLEDライトも点滅

させながら首を左右に振り、ロボに慣れる

のを防ぐために、鳴き声を変えることもでき

るそうで。

 

 「怖いですね~~、恐ろしいですね~~、

おっかないですね~~。」

淀川長治さん調で読んでください。)

 

 開発している太田精器さんでは、このオオ

カミロボの形にはなっていませんが、この

おおもとととして、実用新案登録3170872

「鳥獣忌避装置」というのが出ています。

 

【課題】

 設置費用およびメンテナンス費用が安く、

夜行性動物だけでなく日中や薄暮に行動

する鳥獣にも忌避効果があり、また、発光色、

点滅周波数、点滅パターンおよび威嚇音を

鳥獣の種類および個体に合わせて変更する

ことが可能であるとともに、点滅周波数および

点滅パターン、威嚇音をランダムに切り替え

制御することが可能であって、鳥獣の慣れを

防止し、鳥獣の田畑への侵入を防ぐ効果を

持続させることができる鳥獣忌避装置を提供

する。

 

【解決手段】

 鳥獣忌避装置は、発光素子を有する発光部と、

発光素子を所定の周波数で点滅させる点滅

制御手段とを備え、発光素子の数は2以上で

あり、各発光素子の光束が80ルーメン以上で

ある。

 

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