知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

サンバイザーで、健康対策

 梅雨でじめじめしていますが、紫外線

対策の暑い季節がもうそこに迫っていま

すね。

 

 紫外線は5月6月も強いそうですが。

 

 そういえば、今年の初めにあった、

第3回ウェアラブルEXPOで、エスアイ

アイ・セミコンダクタがClean_サンバイザ

というのを出展していましたが、あれ、

どうなったんでしょうね。

 

 まだ発売されたという話を聞かないの

ですが。

 

http://www.sii-ic.com/jp/semicon/wearable2017/panel/

 

 2月の日経産業新聞によると、秋にもUV

センサーのサンプル出荷を始めるとなっていて、

紫外線センサーは、すでに他社製品が存在

するため、後発組としては、日焼けやシミを

防ぎたい消費者をターゲットにしていると

書かれていました。

 

 上のURLをさらにクリアにすると、以下の

ように、紫外線モニタと脳波モニターを備え、

バッテリーレスで健康管理をおこなうそう

ですが。

 

f:id:oukajinsugawa:20170628111121j:plain

 

 一番のミソは、紫外線センサーなわけですが、

どんな発明か見てみると、特開2016-181683

「光センサ装置及び光センサ装置の製造方法」

 

【課題】

 パッケージの小型化、薄型化に適応でき、

紫外線透過特性が安定し、高い信頼性を

持った光センサ装置を提供する。

 

【解決手段】

 本発明の一態様に光センサ装置は、素子

実装部7と、前記素子実装部に載置された

光センサ素子4と、前記光センサ素子と接続

される第1接点6b1と外部に接続される第2

接点6b2とを有するリード6bと、前記光

センサ素子の受光面を少なくとも覆う樹脂

封止部1と、を備え、前記樹脂封止部は、

樹脂と、前記樹脂中に分散されてなり硼珪酸

系ガラスを含むガラスフィラーと、を有し、

前記樹脂封止部は、300nmから400nmの波長

範囲について40%以上の透過率を有する。

 

【背景技術】

【0002】

  紫外線は人体に影響を及ぼす恐れのある

ものとして代表的な要素である。紫外線は、

皮膚や目に悪影響を与える波長帯を含むこと

から、身体の保護、影響の抑制に関する情報も

多く出されている。こうした健康被害への事前

予防や補助機能を持った製品は今後、さらに

注目されると同時に著しい拡大が見込まれる

分野である。半導体を利用したセンサも多く

用いられ、紫外線に応答して検知に用いる

ことも可能であることから、半導体紫外線

センサも製品化されている。例えば、特許

文献1には紫外線センサパッケージが記載

されている。

(上の例は浜松ホトニクスの、特開2004-

179258です。)

 

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 ということで、今年の夏には、このサンバイ

ザーは間に合わなさそうですので、来年の夏

には、如何に?