知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

スギヨさんのうな蒲ちゃん

 今年の土用の丑の日は7月25日と

8月6日だそうですね。

(そのほかにもあるそうですが。)

 

 何で、土曜でなくて、土用なんだ?

などという詳しい解説は、やほーを

ググるといろいろ出てきますので、

この解説は、調べていただくとして。

(何で、ヤホーなのに、ググるんだ?

という疑問もありますが??)

 

 今年は、うなぎの稚魚の漁獲量が

回復し、ちょっと安いそうですね。

 

 と言っても、国産うなぎを使った

うな重などは、うん千円もするそう

ですが。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

 ということで、以前に上のように、

スギヨさんのカニカマの話をしましたが、

今回は貧乏人の王花陣でも食べられる、

うなぎ味のかまぼこの「うな蒲ちゃん」

の話です。

 

うなぎのかば焼き風かまぼこ「うな蒲ちゃん」新発売!

 

 ホームページを見ると、テレビでも

いろいろ取り上げられているようですが、

この特許出願は、この前も番号だけ書いた、

特開2015-43745「蒲焼様魚肉練り製品の

製造方法」というものです。

 

【課題】

 食感や風味の点で、うなぎの身の様な

ソフトでしかも嗜好性の高い魚肉練製品、

および、その製造方法を提供する。

 

【解決手段】

 魚肉、グルコマンナン、食塩、トランス

グルタミナーゼ、アルカリ剤、食用油又は

アボカドペースト、および、蒲焼のタレを

含む上部層、ならびに、魚肉、グルコマン

ナン、食塩、トランスグルタミナーゼ、

アルカリ剤、食用油又はアボカドペースト、

蒲焼のタレ、および、イカ墨を含む下部

層を含む蒲焼様魚肉練製品、ならびに、

その製造方法。

 

 

【0010】

  本発明によって製造される蒲焼様製品

(うなぎ、あなご、その他)は、外観的

にも、食味、風味、食感等においても、

本物の蒲焼等と比較して、極めて似ており、

原料も比較的安価であり、大量生産が

可能で、資源的な問題もなく、工業的な

価値は大きい。

 

 ということで、「本物の蒲焼」と同じ

ではなくて、「極めて似ており」という

控えめな表現ですが、

 

「旦那、だまされたと思って、ビールの

おつまみに、一つ、いかがです?」

(例によって、私はアフリエイターでは

ありませんし、スギヨさんの回し者でも

ありませんので、念のため)

 

 ちなみに、うな蒲ちゃんは、以下の

ように、商標登録5839296となっています

ので、指定商品、「食用魚介類(生きて

いるものを除く。), 加工水産物」に

使うと怒られます。

 

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