知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

hibi

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 「ひびって何だ?」というところですが。

 

 何だと思います?

 

 商標登録は、5716558、登録が201411

7日、権利者は神戸マッチ株式会社と、下村

暢作さんで、指定商品は薫料,香料となって

います。

 

 「なーんでーしょねー??」というところ

ですが、以下となりますよ。

 

http://hibi-jp.com/product.php

 

 そうなんです、マッチの形をしたお香なん

ですね。

 

 これを開発したのは、兵庫県揖保の、神戸

マッチ株式会社、これまた兵庫淡路市でお香

や線香などを製造する株式会社大発、プロ

デュースが兵庫県神戸市のTRUNK DESIGN、

となっています。

(商標権者の下村暢作さんは、株式会社大発の

社長さんです。)

 

 まあ、詳しくは、上のURLを読んでいただく

として、オンラインで購入できるのと、以下の

お店でも取り扱っているそうです。

 

http://hibi-jp.com/stockist.php

 

 ということで、どんな発明なんだ?というと、

特開2015-042604「マッチ及びその軸」という

ものです。

 

【課題】

 木製の軸を用いることなく、香りを楽しむ

ことができるマッチ及びマッチの軸、特に

マッチの軸を折っても、折れた一方と他方と

が繋がっているようにする。

 

【解決手段】

 線香成分と製紙用植物繊維とが配合された

マッチの軸1において、製紙用植物繊維が

全固形成分中の3質量%以上5質量%未満

配合され、前記線香成分と前記製紙用植物

繊維とが混練されて棒状に形成されたもの

である。より望ましくは、前記製紙用植物

繊維を全固形成分中の4質量%以上5質量

%未満を含有し、前記線香成分は、炭粉を

全固形成分中の30質量%以上40質量%

未満を含むものとする。

 

【発明が解決しようとする課題】

【0006】

 本発明は、香りを楽しむことができるマッチ

及びマッチの軸の提供を課題とする。その際、

マッチを擦る際にポキンと折れてしまって、

マッチの軸としては使い物にならないという

事態の発生を抑制することを課題とする。

より望ましくは、木製のマッチの軸に近い

使い勝手を実現することを課題とするもので

ある。

 

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 ということで、奥さん、ひとつ、香りを楽し

んでみてはいかがです?

(例によって、私は、神戸マッチさんや大発さん

の回し者ではありませんし、アフリエイター

でもありませんので、念のため。)