知財アナリストのひとりごと

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DNPさんの能楽鑑賞眼鏡型ARウエアラブルシステム

大日本印刷と能楽の宝生会 能楽を鑑賞しながら解説が見られるARシステムを開発 | DNP 大日本印刷株式会社

 

 大日本印刷さんと能楽が組んで、能楽

鑑賞しながら、メガネ型端末に説明などを

表示するシステムを実証実験するそうですね。

 

 私のように、能楽など見たことも聞いたことも

ない人にも楽しめるようにするそうですが。

 

 DNPさんでは、以下のように、以前から

特開2014-235387までは、3D用の眼鏡開発に

力を入れていますが、特開2015-087419

087797などは、眼鏡型端末に映像コンテンツを

表示する開発にも力を入れるようになって

います。

 

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 一番新しいものを見てみると、以下のように

なっています。

 

【課題】

 使用者が自由に照合するための画像を登録

でき、対応する映像コンテンツを表示可能な

映像コンテンツ装置、眼鏡、映像コンテンツ処理

システム及び映像コンテンツプログラムを提供する。

 

【解決手段】

 カメラ31と、透過型ディスプレイ32と、カメラ

31が撮影した画像に認識対象物を含む場合に、

認識対象物に対応する映像コンテンツを取得して、

透過型ディスプレイ32に表示させる表示制御部

15とを備える眼鏡1は、カメラ31が撮影した

被写体の画像から一部分の画像である特徴

画像を抽出する特徴画像抽出部11と、抽出

された特徴画像を、認識対象物として起動キー

記憶部23に記憶させる認識物登録部13と、

認識対象物に、所定の映像コンテンツを関連

付ける関連付け部14と、を備える。

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 DNPさん、これらの技術を応用していくので

しょう。