知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

トライリンクスさんの、ベストチェア

www.nikkan.co.jp

 

 上のような災害時に階段で降ろす

ことができる車いすの話が出ています。

(途中までしか読めませんが。)

 

 WEBを検索すると、なるほど、ありますね。

 

https://www.tri-links.com/

 

 以前の私の事務所も7階にあって、避難

訓練の時に、足をくじいた人があるという

想定で、避難用椅子でけが人を運び出す

というのをやっていましたが、この車椅子は、

軽そうですね。

 

 この会社は、「トライリンクス株式会社」、

設立2016年5月とできたてほやほや?

で、資本金1千万円、本社が東京都江東区

となっています。

 

 特許出願を調べると、特開2007-210525

「階段避難用座敷降下器具」となっていて、

発明者は、現在のトライリンクスさんの社長

さんの清野幸夫さんですが、出願人はコーケン

メディカル株式会社となっており、コーケンさんは

以下のように、医療関係の企業ですが、この

ような災害時の製品を取り扱っていないよう

ですので、清野さんが、この出願を改良して、

コーケンさんからスピンオフしたのかもしれ

ません。

(間違っていたら、ごめんなさい。)

 

http://www.kohkenmed.co.jp/

 

【課題】

 軽量にして折りたたみ可能であり、歩行困難な

避難者が階段を降下する際に、坐したまま、

ただ一人の介護者の手押し推進力によって、

スムーズ且つ安全に降下することができる階段

避難用坐式降下器具を提供する。

 

【解決手段】

 歩行困難な避難者を座位で収容して階段を

降下する手押し式の階段避難用坐式降下

器具において、台枠、避難者収容用の椅子席、

平坦面移動用の各1組の前輪と後輪及び階段

降下用の前後のプーリの間に巻装された左右

各1組の無端ベルトを有し、後輪は回動可能な

後輪支持枠に取り付けられ、平坦面移動時

には前輪と後輪が接地し、階段降下時には

後輪が台枠内に収納されて無端ベルトが

踏板の先端と接触する構造であって、無端

ベルトの張力を変化させるベルト張力調節

機構を有することを特徴とする階段避難用

坐式降下器具。

 

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2017年5月2日追記:

 清野様、貴重な情報、アドバイス

まことにありがとうございます。

 

 清野様のアドバイスを基に、今後、

ブログ記載にはさらに注意を払うと

ともに、ブログ記載に生かして行き

たいと思いますので、今後とも、情報、

アドバイス等ありましたら、よろしく

お願い致します。