知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

トフィーさんの、感性計測装置アクティブニューロウエア

 この前、新聞に出ていましたが、脳波を

計測し、感性を数値にする計測装置、「アク

ティブニューロウエア」というのがあるそうで。

 

http://www.toffee.jp/news_2015-2016.html#14

 

 上の新聞記事のように、長岡技科大発の

ベンチャーで、TOFFEEさんが開発してる

んです。

 

 下のような装置をつけて計測するん

ですね。

 

http://www.toffee.jp/ANW_catalog_dl.php

 

 新聞では、当初は企業と連携し、新製品・

サービスの共同開発、感性計測受託研究

などをおこない、同時に計測装置の低価格化

も進め、将来は、一般消費者向けのストレス

チェックや、介護用の販売を考える、となって

います。

 

 この開発者の中川先生の出願公開を見て

みると、いろんな研究をおこなっています。

(古いものは、長岡技科大とはなっていま

せんが、住所が長岡市になっていますので、

きっと中川先生と思われます。

・・・間違っていたら、ごめんなさい。)

 

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 ホームページの、「関連知的財産権

ついて」というのもありますね。

 

http://www.toffee.jp/patent.html

 

 出願公開での一番新しいものを見て

みると、以下のようになっています。

 

【課題】

 脳波から「洞察有」と「洞察無」とを

判定することができる洞察力発揮状態

判定装置を提供する。

 

【解決手段】

 洞察力発揮状態判定装置は、帯状回前部

平均フラクタル次元演算部1と、帯状回後部

平均フラクタル次元演算部2と、座標点軌跡

作成部3と、特徴量記憶部4と、洞察力発揮

判定部5とを備えている。座標点軌跡作成部

3は、帯状回前部平均フラクタル次元及び

帯状回後部平均フラクタル次元の一方の

値を横軸座標値として他方の値を縦軸座標

値として定まる座標点を時系列でプロット

して得られる座標点軌跡を作成する。洞察力

発揮判定部5は、座標点軌跡を利用して、

洞察力発揮の有無を判定する。

 

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