知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

TSUNAGO

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

 この前、上のように、日本文具大賞の

話を書きましたが、これとは別に、文房具

屋さん大賞というのもあるんですね。

 

 この前、所さんのテレビを見ていましたら、

「小学校ではあたり前!?最新鉛筆削り」と

いうので、小学生が選んでいた、鉛筆削り

「TSUNAGO」というのを紹介していました。

 

新商品|中島重久堂

 

文房具屋さん大賞

 

 短くなった鉛筆同士を合わせて1本にでき、

自分だけの1本が作れるということでは幅広

世代で人気だ、と紹介していました。

 

 製造販売しているのは、上のように、株式

会社中島重久堂さんで、本社は、大阪の

松原市、資本金1,000万円、創立昭和8年

製品のメインは鉛筆削りのようですね。

 

 どんな発明か調べると、出願が2014年

11月、特許5725683「鉛筆切削具」となって

います。

 

【0001】

  本発明は、鉛筆切削具に関し、より詳しくは、

鉛筆の端面を切削して連結用の凹部を形成

する鉛筆切削具に関する。

 

【課題を解決するための手段】

【0006】

  本発明の前記目的は、鉛筆の端面を切削

して連結用の凹部を形成する凹部形成部を

備える鉛筆切削具であって、前記凹部形成

部は、鉛筆の端部が挿入される円柱状の

挿入孔を有する本体と、前記挿入孔の内部

鉛筆の端面と当接するように配置された

切削刃とを備え、前記切削刃は、半円状の

断面を有し、前記挿入孔の軸線に沿って

延びる平坦面が形成されており、前記本体は、

前記平坦面と対向するように形成されて

前記挿入孔から切り屑を排出する排出部を有

する鉛筆切削具により達成される。

 

f:id:oukajinsugawa:20170305160929j:plain

 

 値段は税別1,500円と、小学生にとっては

お高いのでは?と思われますが、人気が出

れば、売れるんですね。