知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

USPTOで、米国特許を検索しよう その10 PatFT Quick Search

 前回は、Number Searchを使ってみま

したが、今回からは、Quick Searchの

使い方を調べて行きましょう。

 

 検索画面は、このほかに、Advanced

Searchがありますが、Quick Searchの

使用方法をマスターすれば、Advanced 

Searchへの応用が効きますので、しっかり

調べて行きましょう。

 

 Quick SearchはPatFTとAppFTの2種類

がありますが、使い方はほぼ同じです

ので、PatFT画面で調べて行きましょう。

 

 まずは、いつもの以下から入りましょう。

 

http://patft.uspto.gov/

 

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 ここで、大まかな使い方はQueryのほうの

Helpに書かれており、検索期間での文献

情報は、Select yearsのほうのHelpを

クリックすることで見ることができますが、

まずは、QueryのほうのHelpをクリック

してみましょう。

 

 そうすると、以下のように、この画面の

使用法が書かれており、さらに、「Field

Search Help Page」をクリックすると、

一つ一つのField(要約で検索する場合、

発明者で検索する場合、期間で検索

する場合、等々、でのインプットの方法が

詳細に書かれています。

 

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 ということですので、私のほうでは、これの

主なものを説明することとして、皆様が必要な

場合には、ここを見ていただければと思います。

 

 まずは、Quick Search画面をどのように

使うかですが、以前に説明しましたように、

2つのFieldでのAND、OR、ANDNOT(NOT

の意味です)の組み合わせで検索をおこない

ます。

 

 Field項目は、以下のように多数ありますし、

スライドバーで、下のほうで見えないものも

表示させることができます。

 

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 Term1またはTerm2に入れるアルファ

ベットは、大文字だろうが小文字だろうが、

関係なく検索してくれ、同じ結果となります。

 

 ちなみに、以下のように、「リセット」

だけがカタカナの日本語なのですが、なぜ

なのでしょう?

 

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 謎ですね。

 

 「どうせだったら、全部日本語にして

くれたらいいのにねー。」などと言って

いるのは、私だけ???

 

 ということで、次回に続く。