知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

USPTOで、米国特許を検索しよう その3 Assignment Database

 それでは、またまた使い方を調べて

行きましょう。

 

 まずは、いつものように、以下からDBに

入りましょう。

 

http://patft.uspto.gov/

 

 そうすると、なにやら得体のしれない、

「Assignment Database」というのがあり

ますね。

 

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 「なんじゃい、これは?」などと、つぶ

やきシローさん状態でクリックすると、

「このデータベースには、1980年からの特

許譲渡に関する情報が収録されております。」

となっており、特許、商標両方検索できる

ようになっていますので、、試しに特許の

ほうで、Assignee(譲り受け人)をパナさん

としてみましょう。

 

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 そうすると、以下のように、「21349件

ございます、ます、ます。」と出てきて、

試しに、7952277をクリックすると、

2011年の法改正前は、発明者しか出願人

となれませんでしたので(譲り受け人が

出願する場合、現在でも、関係書類の提出が

必要ですが)、譲渡日が2007年4月27日、

出願2007年7月18日と同時に発明者から

松下電産等へ譲渡されたことになり、

その後も、パナソニックへの名称変更や、

その他の譲渡がされているのがわかります。

(下の貼り付け部分は、貼り付けの関係上、

下のほうは切れています。)

 

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 上の赤枠で囲った部分をクリックすると、

関係書類原文を見ることができます。

 

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 話は変わって、他を見てみると、上の

「View Full-Page Images」というのは、

番号を入れて、直接PDFを見ることが

できますし、「Report Problems」という

のは、「問題が起きて、えろう、困って

まんねん!」というときに、USPTOに言い

つける??ときに使用しますし、「Pubulic

PAIR」は、後で詳細を説明しますが、法的

状況(包袋ですね)を調べることができます

し、「Searching by Class」は、特許分類を

調べ、「Sequence Listings」は、特許や

出願公開で開示された、めちゃくちゃ

容量の大きい、核酸アミノ酸などの配列

コードを検索できますし、

「Attorneys and Agents」は特許事務所や、

特許弁護士さんなどを調べることができ

ますよ。

 

 ということで、概要はこんなところでは

ないかと思いますので、次回からは、それ

ぞれの使い方を調べていきまっしょい!

 

 それでは、また。