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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

目の奥ジンジン、ナポリンリン

 市村正親さんが、「目の奥ジンジン、

ナポリンリン」と叫ぶTVCM、耳から

離れませんよね。

 

 私は、タモリさんの、タモリンリンかと

思っていましたが、ナポリンリンだった

んですね。

 

 そのように聞こえていたのは、私だけ

かもしれませんが、何のコマーシャル

なんだろうと調べてみましたら、パソコンや

スマホの長時間使用による眼精疲労や

肩凝り対策の商品なんだそうですね。

 

prtimes.jp

 

 商品の名前は、エーザイ株式会社さんの、

ナポリンS」という商品だそうですが。

(上は2014年のリリースですので、現在は

バージョンアップ版かもしれませんが)

 

ナボリンS|肩こり・腰痛・眼精疲労・目の疲れの解消に効く薬| 眼精疲労・肩こり・腰痛を考えるナボリン倶楽部

 

 ビタミン12葉酸が入っているそう

です。

 

 ということで、私は、幸いにも、「目の奥、

ジンジン、ナポリンリン」という症状では

ありませんので、とりあえず、どんな発明

なのか調べておきましょう。

 

 これは、最近、ポッと出て来た発明では

なくて、特開2003-292438「神経障害治療

用医薬」などの発明なんですね。

 

【課題】

 安全で有効性の高い末梢神経障害の

予防治療剤を提供する。

 

【解決手段】

 ビタミンB群、ビタミンE、葉酸等から

なる医薬組成物は、末梢神経障害の予防

治療に対して高い有効性を示す。

 

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】

 本発明は、神経障害予防治療用の医薬に

関する。さらに詳しくは、ビタミン類複合剤に

よる末梢神経障害予防治療用の医薬に関する。

 

【0002】

【従来の技術】

 末梢神経障害は虚血、薬物中毒、外傷、ウイ

ルス感染、栄養障害、遺伝、糖尿病、腫瘍、

アレルギー、アルコールの多飲等、様々な

原因から引き起こされることが知られている。

障害の発生部位も局所的なものから、多発性

のもの、全身性のものがある。その結果と

しておきる症状も、神経障害の発生部位に

よって、全身麻痺、筋肉萎縮、筋力低下、

しびれ、疼痛、浮腫、難聴、視力低下、呼吸

困難、皮膚潰瘍等多岐多様に渡っている。

 

【0003】

 上記の様な末梢神経障害に対しては、

ビタミンB12の投与が有効であることが報告

されている(診療と新薬,22,219-223頁,

1985年)。また、特開平2-22229号公報

には、神経細胞及び神経線維の疾患及び

予防に用いるイチョウ抽出物および、葉酸

もしくはその誘導体、α-リポ酸、ビタミンB

グループもしくはその誘導体のうち少なくとも

1つを含有する組み合わせ調合剤が報告

されている。特開平5-294968号公報

および特開平7-18084号公報には、

葉酸誘導体が癌治療、特定の貧血、

自動免疫疾患、神経障害の治療に使用

できることが開示されている。特開平

10-218775号公報には、大量のメチル

コバラミン投与が筋萎縮性側索硬化症

治療に有効であることが記載されている。

さらに、しびれや痛みを示した末梢神経

障害患者に、ビタミンB12とビタミンEを

併せて投与することによって、ビタミン

B12単独のときよりも、神経障害の

改善度が高くなり、これはビタミンEの

末梢循環促進作用に基づくものであると

報告されている(Suzuki,K.,et  al.,

Jpn.Pharmacol.Ther.,Vol.13,

3061-3084,1985)。

 

【0004】

【発明が解決しようとする課題】

 葉酸は抗貧血因子として古くから知られて

いる必須ビタミン類であり、プリン、ピリミ

ジンの代謝、グリシン、セリン、ヒスチジン

等の代謝に関与している。特開2001-238640号

公報には、貧血の改善に有効な葉酸

及び/又はビタミンB12をラクトフェリン類に

保持させた複合物が記載されているが、

神経修復作用については、何ら記載されて

いない。そこで、本発明の目的は、従来

知られているものよりも、さらに有効性の

高い神経修復剤を提供することにある。

 

【0005】

【課題を解決するための手段】

 本発明者らは、上記事情に鑑みて鋭意

研究を行った結果、特定のビタミン類を

組み合わせた医薬が、従来知られている

例えばビタミンB12や葉酸単独の神経

修復剤よりも高い効果があることを見出し、

本発明を完成させた。

 

【0006】

 すなわち、本発明はビタミンB群の1種

以上およびビタミンEを有効成分とする

神経障害予防治療剤である。

また、本発明はさらに葉酸を含む上記

神経障害予防治療剤である。さらに

本発明は、上記ビタミンBがB1、B2、

B6およびB12からなる群から選ばれる

1種以上である神経障害予防治療剤で

ある。

 

 ということで、効くんでしょうかね?

 

 試した方はいかがでしたか?